2017/9/22

4211:天井  

 その音響調整用アクセサリーの原材料はガラス玉、アクリル棒、釣り糸である。それぞれの原価はとても安価である。

 その全てはAmazonで取り揃えることができる。しかし、その組み立ては結構面倒で根気がいる作業になる。
 
 Aさんに作成してもらった完成品を見ると、「私なら、途中で諦めて投げ出しているだろうな・・・」と思ってしまうほど、繊細な作業の過程が見受けられた。

 その音響調整アクセサリーはエアパッキンにそっとくるまれて、BMW 523iの後部座席にうやうやしく収まり、我が家まで運ばれた。

 そのサンキャッチャーのようなアクセサリーには、9個のガラス玉が取り付けられている。宝石のようにきれいに多面カットされていて、太陽光を当てるとその光をキラキラと反射させるはずである。

 「サンキャッチャー」でGoogle検索すると、様々なアクセサリー商品が売られている。色や形の違うガラス玉を並べて吊り下げられるようにしているアクセサリーが多い。これを窓辺などに吊り下げて、その光の反射を楽しむのが本体の用途である。

 「この出来合いのアクセサリーを購入して、スピーカーの上に吊るしても効果があるのであろうか・・・?」とも思ったが、ZYXの中塚さんが設計したものは、長さなどの指定がしっかりとあり、また一列にガラス玉を並べる構造ではないので、その効果のほどは全然違うのであろう。

 ガラス玉がそれなりに重いので、手で持ってみると見た目以上に重く感じる。これを天井に吊り下げる際には、しっかりとしたフックを天井に固定させる必要がある。

 吊り下げる場所は、スピーカーのフロント面真ん中の真上とのことである。スピーカーの真上に当たるこの空間の音を拡散させることが目的で、そのことにより音の抜け切り感が向上するようである。

 我が家でも早速吊り下げてその効果を検証しようとしたが、大きな問題が出現した。GRFのフロントライン真ん中の真上の天井にその問題の原因があった。

 フロントライン真ん中の真上はちょうど吸音層になっていたのである。天井には3本吸音層が設けられている。

 その吸音層は普通の天井材ではなく、グラスウールがはめ込まれていてその上をクロスで覆っているだけである。

 つまり天井材のように固いものがないのである。これでは「変形サンキャッチャー」を固定するためのフックが取り付けられない。

 ある程度の重量があるのものなのでしっかりとフックを固定する必要がある。両面テープの付いたフックをクロスに取り付けただけでは、絶対に重量に負けて落ちてしまう。

 「参ったな・・・これでは固定できない・・・」と恨めしく天井を眺めた。天井は7割がたは木材で覆われているが、3割ほどの面積は吸音層になっている。

 フロントラインではなく、少し後方にずらした位置なら吸音層から外れる。「そこに設置すしかないか・・・」と天井を眺めながら、しばし迷っていた。

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