2017/4/10

4046:スタビライザー  

 BOW TECHNOLOGIESのZZ-EIGHTのリモコンはごく一般的な形状をしている。プラスチック製で手で持つとちょっと心許ないほどに軽い。

 これがBOW TECHNOLOGIESの次世代のCDプレーヤーであるWIZARDになると、金属製の丸い棒状の形状をしている。

 とても印象的な形状でスタイリッシュである。実用上はやや使いづらさがあるような気がするが、そのデザインセンスは優れていると言うしかない。

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 ZZ-EIGHTはトップローディングである。どこかしら優雅さを漂わせる形状のスタビライザーを右手で掴んで外した。

 そしてCDをセットして、先程外したスタビライザーを被せる。スタビライザーはマグネットの効力でかちっと嵌る。

 本体には操作するための独特の形状をしたスイッチ類が並んでいる。この金色をしたスイッチ類のデザインがまた唸らせる。

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 セットしたCDは、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。ヴァイオリンは五嶋みどりである。本体の金色のスイッチではなく、リモコンを操作するとCDはシュルシュルと回り始めた。

 その回転は速い。ZZ-EIGHTのスタビライザーは高速回転すると上に上がって飛んでいきそうな形状をしているが、もちろん飛んでいくことはない。

 ZZ-EIGHTは1996年の製品である。20年も前の製品であり、最新式のCDプレーヤーのような高性能さはない。1999年に登場したSACDにも対応してない。

 しかし、筐体の中心部にフィリップスのCDM-12PROをマウントしたセンターマウントトップローディング方式のZZ-EIGHTは、どことなく最新式のスポーツカーを連想させる。

 20年前の製品とは思えないような近未来感にあふれたZZ-EIGHTが奏でる音は、特に際立ったものではないが、フィリップスメカらしい穏やかさが感じられる。



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