2017/4/4

4040:256ワット  

 時坂峠の上り距離は約3km。それほど長い距離ではない。前半は脚がまだフレッシュなので、平均パワー250ワット以上をしっかりとキープできていた。

 しかし、この厳しめの負荷で前半だけでなく後半もぺースダウンすることなく走り続けることは、それほど容易なことではない。

 時坂峠の斜度はリズミカルに変化する。斜度が厳しめのところではやはり高いパワーが要求される。300ワット程度に瞬間パワーの数値が上がる。そして高いパワー数値を出すと当然の帰結であるが脚は疲弊する。

 斜度が緩むと、サイコンのパワー数値はするすると下がる。脚は油断するとすぐに楽をしたがる。そうはさせまいとギアをトントンと上げる。

 中盤の後半あたりに一番厳しいエリアがある。ここで脚の余力はガシガシと削られていく。ここをようやく越えて視界が開ける終盤に入ると、斜度はそれほど厳しいものではなくなる。

 しかし、余力がすっかりと奪われた脚ではなかなかペースを上げることができない。終盤に入り私の前には3名のメンバーが走っていた。

 視界が開けているので、その背中はしっかりと視界に入っているのであるが、その差を詰めることは難しかった。

 サイコンのラップパワーは当初の予定通り250ワット程度の数値を維持できていた。ゴール地点を通過した時にラップボタンを再度押した。

 そしてその数値を確認した。ラップパワーは256ワットであった。前回時坂峠を上った時と全く同じ数値である。進化してもいないが退化もしていないということか・・・

 全員がゴールしてから眺望の良い場所へ移動してしばし休憩した。山の一部は雪でうっすらと白くなっている所があった。

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 空気は爽やかであった。気温はこの時期としては低い方であろう。「下りは結構寒いだろうな・・・」そんなことを思いながら、隊列を組んで下り始めた。

 時坂峠の路面は少し荒れていた。数日前の悪天候の影響であろう。切っ先鋭い石が路面に転がっていたりした。気をつけないとパンクの恐れがある。

 下り終えると、ささやかな「ご褒美」が待っている。それは「ちとせ屋」の暖かい卯の花ドーナッツと豆乳である。

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