2017/4/3

4039:パワーメーター  

 檜原街道をひたすら進んで行くと、檜原村役場が右手に見えてくる。「村役場」という言葉の響きよりも豪華に感じられるその建物の前を通り過ぎると、「橘橋」のT字路交差点である。

 この交差点を左折すると、チームでのロングライドの定番である「都民の森」に繋がる。そして右折すると時坂峠の上り口に繋がる。

 このT字路交差点を右折して少し行くと「檜原とうふ ちとせ屋」と書かれた大きな看板が見えてくる。

 「ちとせ屋」は美味しい豆腐屋である。辺鄙な場所にあるが有名で、車で買いに来る方が多い。ここには帰りに立ち寄る。そして、うの花ドーナッツと豆乳を頂く。自然で優しい味でヒルクライムで疲れた体が喜ぶ。

 その「ちとせ屋」の手前を左に入り坂を少し上っていくと、時坂峠の上り口に到着した。ここは道の右側に駐車場があり、公衆トイレも設置されている。

 近くには「払沢の滝」などの名所もあり、ここまで車で来てハイキングを楽しむ人々が多いようである。今日も駐車場には何台もの車が停まっていた。

 トイレ休憩を済ませた。ここまで着用していたウィンドブレーカーを脱いで、ネックウォーマーを外した。それらは畳まれてサイクルジャージの背面ポケットに納まった。

 時坂峠の上りは3kmと少し。短めの距離であるが、追い込むとやはりハードである。斜度は時折厳しいところもあり、上り応えはしっかりとある。

 前回、この時坂峠を上ったのは2月のことであった。その時からラップパワーを注視してヒルクライムをするようになった。

 前回時坂峠を上った時のラップパワーは「256ワット」であった。距離が短めなので、ラップパワーはやや高め。今回もこのくらいのラップパワーで走り切る予定でいた。

 パワーメーターはチーム内ではそれほど普及していない。今までは2名だけであったが、1名新たにそのロードバイクにパワーメーターを装着したので、チーム内では3名となった。
 
 そのメンバーが新たに購入したのは私と同じSTAGES。STAGESはクランク左側にアッセンブルされた20gのセンサーにより、出力を計測する。

 左クランクは実測であるが、右クランクは仮想的に算出される。「それで正確な数値が出るのかな・・・?」と思ったが、チームスカイが採用しているとのことなので、精度はそれなりに高いのであろう。

 1名のメンバーが先行スタートした。数分間が経過した後、残りのメンバーがスタートした。スタート直後は、道右側の駐車場に並んだ車を眺めながらゆっくりと進んだ。

 駐車場が途切れる辺りでサイコんのラップボタンを押した。ここからの距離はちょうど3kmほど。前回とほぼ同じ地点からラップ計測を開始した。

 クランクに込める力をぐいっと上げた。1名のメンバーが早いペースで先頭を走ってくれていた。その背後、一定の距離を保ちながらついていき、静かな峠道を進んでいった。 



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