2017/1/15

3961:寒波  

 繰り返し脅されていた。「最強寒波・・・」「今シーズン最大の寒波・・・」「猛烈な寒さ・・・」といった言葉が一昨日くらいからテレビから頻繁に流れ出ていた。

 「寒そうだ・・・相当に・・・」ということは認識していた。寒さは辛いことには辛いが、それで走れなくなるということはない。それよりも路面が凍結していないかどうかの方が心配であった。路面が凍結していると、落車の危険性が高くなる。

 朝の7時にKuota Khanに跨って自宅を後にした。覚悟していたとはいえやはり寒かった。風が直接あたる顔や耳はすぐに痺れてくる。

 さらに指先は冬用の分厚いグローブをしていたが血流が悪くなり痛くなってくる。この指先の辛さは真冬ではいつものことである。

 天気はわりと良かった。太陽も出ていた。東京でも雪が降るかもしれないと天気予報は伝えていたが、その心配はなさそうであった。

 多摩湖サイクリングロードを東に向かって走った。太陽は正面にある。真冬の朝の太陽は角度が低い。

 太陽が放つ淡いオレンジ色の光は真っ直ぐに私の視野に入ってくる。時折「オレンジアウト」が起きる。太陽の光で前が見えずらくなるのである。

 太陽の陽光は注がれていたが、体は寒さで小刻みに震えていた。GARMINのサイコンが表示する気温は下がっていき、氷点下を示すマイナスが数字の前に表示されていた。

 今日は1月の第三日曜日。チームでは毎年恒例で1月の第三日曜日に「子ノ権現」に行く。子ノ権現は足腰守護の神仏として有名である。

 1年間無事にロードバイクで走れるようにお参りするのである。最近は「チャリダー」で紹介されたこともあり、ローディーも結構訪れるようである。

 この「初詣ラン」にはリーダーの奥さんが運転するサポートカーも並走する。子ノ権現の厳しい斜度の坂道を上り切ったら、リーダーの奥さんお手製の暖かい豚汁が振舞われる予定である。

 参加者は多く、10名以上であった。まずは多摩湖の堤防を目指した。堤防を渡った先にあるサンクスで1名のメンバーと合流する予定であった。

 少し走るとメンバーの顔は皆寒さで赤くなった。サンクスで無事メンバーと合流して、さらに先を目指して走り出した。

 「初詣ラン」では必ず飯能の銘菓「四里餅」で有名な「大里屋」に立ち寄る。「四里餅」は小判の形をした柔らかい餅である。表面には「四里」の焼き印が入っている。

 中の餡は「こし」と「つぶ」の2種類がある。私はいつも「つぶ」を選ぶ。走り出す前に事前にどちらかを選んでおいて、一足早くサポートカーで着いたリーダーの奥さんが人数分を買っておいてくれる。

 その前にセブンイレブンに立ち寄った。そこで昼食として子ノ権現の駐車場で豚汁と一緒に食する弁当を購入した。私は炒飯を選んだ。それをサポートカーに積ませてまらっているリュックのなかに入れた。

 このリュックの中には子ノ権現での昼食及び参拝の時のため着用するダウンジャケットとサイクルシューズから履き替えるスニーカーが入っていた。



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