2016/12/2

3916:癒し系  

 ディーラーの女性社員がテーブルまで持ってきてくれてホットコーヒーをほとんど飲み終えようとした頃「試乗車の準備ができました。」と、営業マンが戻ってきた。

 ディーラーの建物の中に展示してあったGOLF ALLTRACKの色は青みがかった色合いのものであったが、試乗車の色は白であった。

 車高はベースとなったGOLF VARIANTよりも2.5cmほど高く設定されている。乗り込みやすさは、こちらの方が楽だと感じた。

 エクステリアは、前後のバンパー下のアンダーガードや、前後のホイールハウスに設けられた樹脂ガードが目立つ。この演出はAUDIのALLROAD QUATROなどと同様で、SUV風演出の要である。

 その他バンパーがよりスポーティーな印象を与える専用のものに変わっていたりと、エクステリアに関しは、スペシャルモデル感が溢れているが、インテリアはGOLFそのもの。

クリックすると元のサイズで表示します 

 シートはやや硬め。Mercedes-Benzほどではないが結構しっかり感が感じられるシートである。試乗車はオプションと思われる本革仕様のシートであった。

 ドラバーズシートからの視界は良い。GOLF VARIANTよりも車高はわずか2.5cmしか違わないが、目線の高さは確かに高くなったような気がする。つい先ほどまで乗っていたPOLOよりも視界良好である。

 アクセルの上に置いた右足に軽く力を入れた。GOLF ALLTRACKの走り出しはとても穏やかな印象だった。1.8Lの直噴ターボエンジンは特にその存在感を主張することなく、堅実な仕事ぶりである。

 その乗り味は実に安心感に溢れ、ゆったりとしたもので、POLOのキビキビした乗り味とは対照的である。

 GOLF ALLTRACKは、素のGOLFよりもPASSATに近い乗り味を感じた。これは4WD化などで重量が重くなっていることがいい意味で乗り味に影響を与えているからかもしれない。

 「良いですね・・・コレ・・・乗り心地が良いです・・・」

 「このモデルは実にお買い得です・・・POLOから乗り換えませんか・・・?」

 「POLOから一気に2ランクぐらい質感が上がった感じですね・・・」

 「自動ブレーキなどの安全装備もすべて標準で付いてます・・・」

 「自動ブレーキはやっぱりあると安心ですよね・・・」

 助手席に座った営業マンとそんな会話をしながら、約30分ほどの試乗を終えた。GOLF ALLTRACKは良い車であった。その印象はスポーティーというよりも癒し系の車というもの。

 POLOの後継車としてはさすがにサイズが大きすぎるので、5代目の営業車として採用される可能性は極めて低いが、「これ欲しいな・・・オールマイティ―に使える・・・」と心から思った。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ