2016/6/11

3742:青い富士  

 天気はとても良かった。良すぎて暑かった。明日の天気予報は曇り。雨が降る予報にはなっていない。薄曇りくらいのほうがヒルクライムには向いているかもしれない。

 チームメンバーの車に乗せてもらって朝の7時前に自宅を後にした。「あんまり頑張りすぎないように・・・」妻は出がけにそう言った。

 「確かに頑張ったところで、一銭の得にもならないが・・・」心の中で反射的そう思った。「でも、きっと限界まで追い込むことになるであろう・・・」車の窓からは朝の風景がそのスピード通りに流れ去っていた。

 一旦バイクルプラザまで車で行って落ち合い、4台の車で11名のチームメンバーが富士山の麓へ向けて走り出した。

 中央道は相模湖ICまでは渋滞がちであったが、それ以降は比較的スムースに流れていた。ほぼ予定通りの時間に北麓駐車場に着いた。

 北麓駐車場はほぼ満車に近い状態であった。積み込んでいたロードバイクを降ろし、着替えなどの準備を整えて、足慣らしのため富士スバルラインに向けて隊列を組んだ。

 今日は五合目までは上がらずに途中の「樹海台駐車場」までゆっくとしたペースで上った。上る距離は10kmほど。

 ペースはゆったりとしたものでありパワーも心拍数も余裕のある数値であったが、1時間ほど上るとじっとりと疲れた感覚があった。

 北麓駐車場にいた時は晴天であったが、樹海台駐車場に着いた頃には空には雲が出てきていた。富士山は頂上の一部のみが雲の合間から見えていた。

 樹海台駐車場からは河口湖を見下ろすことができ、しばしゆったりと疲れた体を休ませて、コンビニで仕入れてきた補給食を口に運んだ。

 その後はすっきりとした空気のなかを下っていき、受付会場へ向かった。受付会場ではトークイベントが行われていて、数多くのブースが出ていた。

 今回は受付場所までロードバイクを押して行った。受付を済ませた後もロードバイクを押しながら、ブースを足早に見て回った。

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 途中新城選手の使用バイクが展示されていたのでしげしげと見た。キレのある造形のエアロバイクは速そうであった。

 一通りブースを眺めてから宿に向かった。宿についてから、そばのスーパーへ明日の朝食や補給食を買い出しに行った。

 スーパーへ向かう道から富士山が綺麗に見えた。雲も流れ去ったようである。富士山は裾をゆったりと広げていて、悠然としている。

 夕刻へ向かおうとしている時間帯、富士山は青く見えた。青く悠然としている富士山を見ていると、明日へ向けて高ぶりがちな心が鎮静化した。

 冷静に明日はレースに参加しよう。特に最初の1kmは雰囲気に呑まれてオーバーペースになりがちになるので、意識して心を鎮めよう。

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