2016/6/2

3733:帰還  

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 かくも長き不在になるとは想像すらしなかった。Marantz Model7とModel2をフルレストアのために旅に出したのは昨年の6月のことであった。

 「まあ、1ケ月もしくは2ケ月くらいかな・・・」と安易に考えていた。しかし、結果として1年の時間が経過したことになる。

 その間にはいろいろな経緯があったのであるが、ようやくといった感で我が家のシステムのすべてが揃うことになった。我が家のシステムの概要は次のとおりである。

 入口はORACLE DELPHI Y。DELPHIは、透明なアクリルとシルバーに輝くアルミが美しく、近未来的な造形美を誇っている。

 カートリjッジはZYX。アームはSME シリースX。昇圧トランスはCOTTER。それらにより伝達された音楽信号はMarantz Model7に送られ、そのフォノイコライザーにより整形されてからMarantz Model2に送られる。

 Marantz Model2はモノラル時代に設計製造されていた。なので、1台づつ販売されていた。その後にステレオ時代が到来した。

 ステレオ時代になると、もう1台必要となる。その当時のマニアは追加してもう1台を購入したのであろう。

 音の出口はTANNOY GRF。キャビネットは英国オリジナル。搭載されているユニットはモニターシルバーである。

 このモニターシルバーを搭載したGRFもモノラル時代に製造されたものである。そのため、Marntz Model2同様、1台づつで販売されていた。

 ステレオ時代が到来した後に、マニアはもう1台購入する必要性に迫られた。それを証明するかのように我が家のGRFは左右でエンブレムの形状が違う。

 前のオーナーはそれが気になったのかエンブレムを外していた。一つは大きめのエンブレムである。もう一つは小さくスリムな形状をしている。

 どちらが最初のエンブレムか・・・これは勝手な想像でしかないのであるが、大きめのエンブレムが初期型で、スリムな方がその後にマイナーチェンジされたものであろうと思っている。

 この二つのGRFは製造された年が2,3年は違うはずである。ネットワークを経由してのユニットへの配線の形状も左右で違う。

 前のオーナーが外していたエンブレムは、私も外したままにしていたのであるが、ようやくMarantzが長い旅を終えて帰って来たこともあり、エンブレムをつけてみようと思った。

 エンブレムの左右には小さな穴が空いていて、その穴に小さく細い釘を通して、打ち付ける。取り付ける前に、「ピカール」を使って二つのエンブレムを綺麗にした。



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