2015/12/19

3383:セブンの前  

 「セブン」の前、つまりレコードプレーヤーに関しては、三つの選択肢が現在私の前に横たわっている。

 PLAN Aは、7年ほど私のリスニングルームで活躍しているLINN LP12を引き続き使い続けるというもの。LINN LP12は我が家の2台目のレコードプレーヤーである。最初のレコードプレーヤーは、ROKSAN XERXES 20であった。

 LP12の仕様は何度か変わったが、現在電源は内蔵のもので、アームはSME 3009が装着されている。カートリッジはOrtofon SPU・・・1970年代仕様のLP12といったところか。

 PLAN Bは、一気にヴィンテージオーディオの王道を突き進むプランである。名機と名高いThorens TD124を新たに導入するというもの。アームはやはりOrtofon RMG212であろう。そしてカートリッジは当然Ortofon SPU。

 アンプがMarantz #7と#2の純正ペアで、スピーカーがTANNOY GRFとくれば、レコードプレーヤーは、Thorens TD124かGarrard 301というのが、ヴィンテージオーディオにおける定石である。この組み合わせであれば、時代的な整合性はしっかりと取れる。
 
 Thorens TD124はどちらかというとクラシック向きで、Garrard 301はジャズ向きという分類ができるのかもしれない。私の場合クラシックオンリーなので、Thorens TD124ということになる。

 「やはり、PLAN Bだよね・・・定石は安定感があるから定石なのであって、今後システムの変更をしたくない私にとって、安定感は一番重要な要素である。」

 そんな風に思っていた。そして、Thorens TD124とGarrard 301を専門にフルレストアしている工房を見つけ出し、Thorens TD124を購入を前提にお借りしていた。

 そんな折、たまたま「オーディオショップ・グレン」で見かけたORACLE Delphi Yの中古も気になった。オーナーの小暮さんのご好意でしばし自宅に置かせてもらっている。「しばらくいいよ・・・うちではほとんど扱わない製品だからね・・・気に入ったら買ってね・・・」と小暮さんは軽く言った。

 そのORACLE Delphi Yを選択するというのが、PLAN Cである。一緒にZYX AiryとMA COTTER Mk2もお借りして、セッティングしている。アームはSMEのSeries Vが装着されていた。

 このPLAN C・・・当初は他の二つのプランに比べ実施される可能性は低かった。しかし、「セブン」が戻ってきて、shanshanさんからお借りしているEL34のパワーアンプで三つのPLANを慎重に比較検討した結果、一番結果が良かったのが、このPLAN Cであった。

 1台目のレコードプレーヤが、ROKSAN XERXES 20。2台目のレコードプレーヤがLINN LP12。そして、もしもPLAN Cを選択したならば、3台目のレコードプレーヤーはORACLE Delphi Yとなる。

 歴史がありかつ現在も製造販売されている著名なレコードプレーヤーの代表格の三つが我が家のリスニングルームを飾ったということになる。これはこれでなんだか気分の良いことではある。

 まだ、正式な結論が出たわけではないが、三つの選択肢のうち、PLAN Cが選ばれる可能性がここにきて一気に高まった。

 「セブン」の前は、やはり「シックス」が受け持つべきだろうし、さらにその前に布陣するのは「ファイブ」であるべきなのかもしれない。すると音の流れに沿って5・6・7と綺麗に並ぶ。(その次は8ではなく、何故か2になってしまうが・・・)

 そんなことを思いながらSME Series Vの漆黒の色合いを眺め、そしてORACLE Delphi Yのきらびやかな造形美を愛でている今日この頃である。



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