2015/12/12

3376:バーチャル・コックピット  

 2015年に正式発表されたAudi 新型A4の「売り」の一つは「バーチャル・コックピット」である。その「バーチャル・コックピット」・・・Youtubeの映像で見る限り妙に気をそそるものである。

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 Audi A4は来年に日本に入ってくる予定である。まずは、A4セダンが来年の初めに発売され、そのステーションワゴンモデルであるA4アバントは、来年第2四半期(4〜6月)に導入予定である。

 ボディーは現行型に比べ多少大きくなっているようである。そのデザインは直線による描写が各所で強調され、シャープで切れのある造形でまとめられている。それは先に発表された新型TTと同様のテイストである。

 搭載されるエンジンは、当初2種類の2リッター・ガソリン・エンジンを導入するとのこと。4WD(クワトロ)モデルには、最高出力185kW(252PS)、最大トルク370Nm/1600-4500rpmを発生するエンジンが搭載され、2WD(FF)モデルには、最高出力140kW(190PS)最大トルク320Nm/1450-4200rpmを発生するエンジンが搭載される。どちらも7速DCT(Sトロニック)と組み合わせられる予定である。

 フルデジタル多機能メーターである「バーチャル・コックピット」・・・他のメーカーでもいくつか見かけるようになった。Mercedes-Benz S-CLASSやBMW 7シリーズも採用していた。

 しかし、Audiがやるとまた一味違うというか斬新というか独創的なものになる。メーターパネルがあるべき場所に、高解像度の12.3インチデジタル液晶ディスプレイが配置され(ここまでは他のメーカーもほぼ同様)、そこにスピードメーターやタコメーターなどのメーター類がバーチャルに表示されるだけでなく、ナビゲーションやオーディオなどの各種インフォメーションが統合される。

 その画面は多種多様に変化させることが可能で、ちょっとSFチックですらある。既存のクルマだと、必要な情報を得るためには、ドライーバーが視線を移動させることにより、情報を得ていたが、この「バーチャル・コックピット」を効率的に使えば、視線をほとんど動かすことなく、必要な情報を得ることができるようになる。

 そして、それがフラッグシップモデルだけでなく、A4というAudiにとってはベーシックに近い位置にあるモデルに搭載されていることに意義がある。

 ということは、今後発表されるAudiのニューモデルには「バーチャル・コックピット」が標準で採用されることが予想される。こういった目新しい機能といったものは、どうしても必要性があるという類のものではない。

 しかし、スマホに慣れてしまうと従来のシンプルな携帯電話に戻れないのと同じで、これに慣れてしまうと従来のコックピットが寂しいものに感じられるようになるのであろう。

 Audi A4 アバントの日本導入は来年の4月〜6月頃・・・ちょうどその頃私のE350は購入して6年を迎えようとしている。そして走行距離は110,000kmを超えているであろう。

 「バーチャル・コックピット」が妙に気に入って、その場でサインしてしまうといった展開も充分に予想されるところである。



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