2015/12/10

3374:C220d  

 Mercedes-Benz E350 BLUETECの走行距離は100,000kmを超えて103,000km程になった。少し前から「メンテナンスを受けてください」との警告サインが出ていたので、ディーラーへ持っていった。

 定期的なメンテナンスは半日ほどかかる。その間、代車としてディーラーが用意してくれていたのが、C220dである。

 Cクラスのラインナップに最近新たに加わったC220dは、直列4気筒2.2リッターのクリーンディーゼルエンジンを搭載する。

 フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンが排出ガス規制をクリアする時に不正なソフトウェアを使ったとされる問題で、ディーゼルエンジンにとっては現在少し逆風が吹いている。

 しかし、Mercedes-Benzはそんなことを気にする風ではなく、クリーンディーゼルエンジンを搭載さたモデルを拡充している。

 私のE350 BLUETECもクリーンディーゼルジンである。排気量は3.Oリッター。5年前のモデルであるので、最新のクリーンディーゼルエンジンの出来は少々気になるところである。

 C220dのディーゼルエンジンは2基のターボチャージャーを装着していて、排気量こそ小さいが、幅広い回転域で十分な動力性能を確保するようである。

 最新式のディーゼルエンジンも、有害な窒素酸化物の低減には尿素を使う方式である。これは私のE350に搭載されているエンジンと同じ仕組みである。

 ただし、私のE350では荷室床下に設置されていた尿素のタンクに荷室の床を上げて注入口から注入していたが、最新式はスマートになった。C220dでは軽油の給油口の左脇に、尿素水溶液の注入口が設けられていた。

 さて、気になるのは最新式のディーゼルエンジンの音と振動である。私のE350は結構はっきりとディーゼルエンジンであるということを主張する音と振動がする。

 特に走行距離が伸びていくに従って、エンジンを支える振動吸収機構が少しくたびれてきているのであろう、その音と振動の気になり具合が、最近上昇していた。

 C220dのエンジンボタンを押した。耳を澄ました。エンジン音は紛れもないディーゼルエンジンのそれであった。

 ただし、E350に比べると明らかに静かである。振動も少ない。まあ、ガソリンエンジン並みとはいかないが・・・

 ゴロゴロとした乾いた独特の目の粗い音もしっかりと聞こえる。「やっぱりな・・・最新式と言えどもディーゼルはディーゼル。音の質感で言えば一歩劣るのは、間違いない・・・」と思った。

 アクセルを軽く踏んで走り出した。走行を始めると、ガソリンエンジンとの差はすっと縮まっていく。速度が時速50km程度になると、タイヤノイズも間に割り込んでくるので、エンジンノイズはほとんど気にならなくなる。そうなると、ガソリンエンジンとの差は感じなくなる。

 C220dのATは最新式の9速である。9速らしくキメ細かな変速が行われるので、エンジン回転数を示す針は躾良く低い位置で維持される。

 回転数は上がらなくても、ディーゼルエンジンらしいたくましい駆動力はしっかりと感じられる。アクセルをぐっと踏み込めば、回転数を示す針は「よっこらしょ!」という感じで上がり、トルクもぐわんと上がる。この湧き上がるトルク感はさすがにディーゼルである。



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