2015/9/21

3293:柳沢峠  

 奥多摩湖へは行き慣れた道である。普段のロングで行く定番コースの一つだからである。旧青梅街道から岩蔵街道に入り、圏央道を潜って少し行った先の「今井馬場崎」の交差点を左折して青梅方面へ向かう。その道の途中には担々麺で有名な「担々麺 杉山」がある。

 青梅駅近くの商店街通りを走り抜け、青梅線に沿うような感じで西へ向かう。青梅線の駅名が一つ二つと変わっていくに従って風景も変わっていく。

 最初の休憩ポイントである御岳駅そばの「セブンイレブン」に着くころには、風景はすっかりと鄙びた感じのものになり、空気も清々しい。

 トイレを済ませ、補給食を体内に取り入れてから、奥多摩湖を目指した。三又の交差点「将門」を左に入っていって新しくできた道を少し下り、「城山トンネル」という真新しいトンネルを抜けていった。

 ここから幾つかのトンネルを通る。トンネルを通る時にはライトをつける。充電式の小さなLEDライトを点滅モードにした。一定の間隔で点滅する白い光がすぐ前を行くメンバーの背中をリズミカルに映し出す。

 そのリズムは心臓の鼓動のようでもある。奥多摩湖までの緩やかな上り道はそれほど速いペースで走っていなくとも、心拍数を押し上げる。

 じわりじわりと疲労感が脚に積み重なってきた頃に奥多摩湖の駐車場に着いた。駐車場には「旧車」と呼ばれる昔懐かしい車が集まってきていた。

 ここの駐車場にはある決まった日曜日に「旧車」を持ち寄って集まるイベントがあるようである。まだ時間が早かったので、台数はそれほどでもないが、昼近い頃には相当な台数の「旧車」が集まり、そのオーナー達が自慢の愛車をお披露目すると共に、同好の者同士交流をするのであろう。

 手短にトイレ休憩を済ませて先に進んだ。奥多摩湖を左手に見ながら道は続いている。途中いくつかの橋を渡る。

 意味合いがあるのかないのかは分からないが、それらの橋の色合いは皆違う。赤であったりオレンジであったり、薄い緑であったりする。

 クリックすると元のサイズで表示します

 途中「道の駅 たばやま」で休憩してから、柳沢峠を目指した。柳沢峠は長い上りが続く。斜度はそれほど厳しいものではない。

 国道であるので道幅も広く走りやすい。その長い上りを隊列を維持しながら淡々と上っていく。天気は良い。道の両側には木々が茂っている。なるべく木陰になっているエリアを選ぶようにしてクランクを回し続けた。

 何度か緩やかに曲がる道を走っていくとようやく峠の茶屋が見えた。上り切って小休止した。天気は良かったが生憎雲に阻まれて富士山を望むことはできなかった。

 柳沢峠の標高は1472m。通り抜けていく風は涼やかで気持ちが良い。ここまでの走行距離は約70km。ここで折り返して帰れば140km。今日はその倍の280kmを走る予定である。そう考えるとまだまだ先は長いということが改めて身に染みた。

クリックすると元のサイズで表示します



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ