2015/8/2

3423:御三家  

 朝起き出して窓を開けた。思っていたよりも涼しい空気が入り込んできた。「先週のロングの時よりも暑くないかもしれない・・・」そんな淡い期待が心に湧き起こった。

 先週は「猛暑」のなかでのロングであった。帰り道では少し意識が朦朧とするかのような時間帯もあったほどである。

 しかし、テレビをつけて天気予報を確認すると「都心でも36度、熊谷では38度の予報が出ています。屋外での活動の際には熱中症に厳重に注意してください・・・」と伝えていた。

 「淡い期待はしない方がいいかも・・・」

 そう思い直してサイクルウェアに着替えた。7時になってからKUOTA KHANに跨って自宅を後にした。走り出した時には肌に感じる空気が先週よりも軽く感じられた。

 「先週の方が空気がもっとじっとりとしていたな・・・」

 多摩湖サイクリングロードは木陰エリアが多い。そのエリアをすいすいと走った。自宅から集合場所であるバイクルプラザまでは7km。先週よりも涼しげに感じられたとはいえ、その距離を走っただけで汗が流れ出した。

 「今日の目的地をどうするか・・・」チームメンバーで話し合った。その結果、目的地は「顔振峠」に決まった。

 「顔振峠」はチームのロングで行く峠のなかで、先週行った「和田峠」、年初に必ず行く「子の権現」と並んで斜度の厳しい「激坂」である。私は密かに「激坂御三家」と呼んでいる峠の一つである。

 10両編成のトレインを形成して、まずは飯能方面へ向かった。体調の方は先週、先々週と比べると少し良くなってきていた。7月は今一つ体調がすぐれなかった。当然調子の方も下降線を描くことが多かった。

 月が変わり8月となった。今月の30日には「乗鞍」の本番が待っている。そろそろ調子を上げていかないといけない状況である。

 「先週よりも湿度が少し低いのであろうか・・・暑いことは暑いのであるが、先週よりはましかも・・・」と思いながら、走っていった。

 途中で一度コンビニ休憩を入れて、「顔振峠」の上り口を目指して走っていった。国道299号線を走る頃には、太陽はその高さを増していて、その太陽光はより容赦のないものになっていた。

 真新しい「吾野トンネル」を抜けると、「顔振峠」の上り口に達した。普段は峠の上り口の前で一旦止まり休憩を入れることが多いが、今日はそのままの流れで上り始めた。

 「先週は体調が優れず上限心拍数を175に抑えて走ったが、今日は少し体調が良いので180まで上げていこう・・・」そんなことを思いながら上り始めた。



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