2015/5/11

3340:メインディッシュ  

 山伏峠さらにはその先の正丸峠へ向けて上り始めた。ゆっくりとしたペースで上り始める。上り始めてすぐのところに土砂潜れによる工事区間がある。

 ここは片側交互通行となっていて、そのための臨時信号が設置されている。信号が赤だった場合には、待ち時間も表示される。

 遠目に赤の信号が見えた。いつも待たされることが多いので、「また赤か・・・」と思ったが、近づいてくるとその待ち時間の秒数が少ない数字であることに気付いた。今日はちょうど青に変わるタイミングでこの工事区間に到着した。あまりないことである。

 工事区間を過ぎたあたりから少しづつペースを上げ始めた。心拍数は当然のことのようにその数字を上げ始める。

 ここは最も数多く上る峠道である。1年に10回くらいは上るのではないか・・・上りなれた峠道はやはり安心感がある。

 このあたりはこれくらいの強度で上がり、ここはしっかりとダンシングで踏ん張る・・・この辺りは斜度が緩むのでギアを上げて・・・といった感じで、ある程度展開を読みながら上れる。

 サイコンに表示される心拍数を眺め、170から175くらいまでの範囲に納まるよう注意しながらクランクを回すペースやギアを選択した。この範囲であれば、後半まで脚がもつはずである。心拍数が180を超えてしまうと、やがて脚が売り切れ状態になって最後まで踏み切れなくなってしまう。

 山伏峠の終盤、2名の上級者が先を走っていた。かろうじて前を行くメンバーの背中を視界に捉えるようにして私も続いた。

 4km程上って山伏峠の頂上を越えた。しばし、下る。何度かカーブを曲がりながら勢いよく下り、正丸峠への上り道へ入り込んでいった。

 残りはもう少しである。前を行く2番手のメンバーの背中は視界から消えることはないが、なかなかその間合いが詰まることはない。

 正丸峠の上り道、斜度はきつくはない。ペースを少しづつ上げていった。脚には疲労感が蓄積してゆく。呼吸も余裕がない。

 前を走るメンバーとの距離は少し縮まったようであるが、いわゆる射程距離には程遠い。背中がどうにか見えている程度である。

 最後はダンシングでラストスパート。今日の「メインディッシュ」を完食した。いつものことながらお腹一杯となった。

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 帰り道には二つの「デザート」が待っている。「メインディッシュ」を上り終えた直後にはとても「デザート」が入る余裕などないように感じられるのであるが・・・まあ、いつもなんだかんだいって、食べてしまうのである。



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