2015/3/26

3294:広告  

 オーディオを趣味とするようになった頃には、3ケ月に1回発売される「Stereo Sound」を楽しみにしていた。毎号購入して、読んでいた。

 しかし、オーディオ機器がどんどん古いものに変わっていく頃合いから、購入することはなくなった。最近では、たまに本屋さんで見かけるとパラパラとめくる程度の立ち読みする。

 先日も、本屋さんで最新号を見かけた。「ちょっと覗いてみるか・・・」という程度の低い関心度のもと、いつものようにパラパラしていた。

 すると、とあるページ・・・見開き1ページを使った広告の左半分に目が釘付けになった。それは銀座にあるお洒落なオーディオショップ「SOUNDCREATE」の広告であった。

 普段は単なる広告であるので、さっと過ぎ去る性質のものであるが、そこにはショップのスタッフの自宅でのプライベートなシステムの写真とその本人が書いた最近導入したオーディオ機器の紹介文が載っていた。

 「いつの間にかヴィンテージ一色になった部屋には、スピーカーが2 機種。ワーフェデールの3 ウェイスピーカーW70C、そして一度耳にしてから思い焦がれて頼み込んで探してもらったTANNOY コーナーカンタベリー DECCA仕様。これらで鳴らすLP12 の音は予想を遥かに超えて、より深い音楽の喜びを私にもたらしました。」

 紹介文の一番下には「竹田」と記入されていた。ということはあの「竹田響子」さん・・・私がLINN LP12の中古をSOUNDCREATEで購入したのはもう7年か8年ほど前のこと・・・その時対応してくれたのが竹田響子さん・・・その美しさは「前職はモデル?」と思えるほどであった。

 その思い出がふっと蘇った。そして私の視線をさらに集めたのが、そのシステムの写真・・・紹介文にあるようにワーフェデールとTANNOYのスピーカーが置かれていて、なんとそれらのスピーカーを駆動するアンプがLEAKであった。

 「プリアンプはPOINT ONE STEREOのように見える・・・パワーアンプはSTEREO50か・・・なんだか、システム構成が我が家と似ている・・・うれしい・・・」

 と、妙に心ときめかせたのであった。

 最近はオーディオショップに足を運ぶこともなくなった。「久しぶりに行ってみようかな・・・」そんなことすら思った。

 もちろんショップに置いてある最新の製品には、ほとんど興味はないが、運良く竹田響子さんに会えたなら「私もLP12、LEAKの真空管アンプ、そしてTANNOYの古いスピーカーを使っているんです・・・」とでも話しかけてみたいと感じた。



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