2015/3/25

3293:ミニバトル  

 右脚の太ももには鈍い痛みの芯のようなものが沈殿していた。「踏ん張るとまた攣りそうだな・・・」不安も心に沈殿した。

 帰路には二つのミニバトルエリアが待ち構えている。よほど体調が悪くない限り、参戦する方針であるが、先ほどの鋭い痛みが頭をよぎった。

 正丸峠での記念撮影を終えて、下り始めた。路面が乾いているので下りも不安感なく走れる。ウィンドブレーカーが強い風を受けてバタバタと音を立てる。すれ違いに上ってくるローディー数名とすれ違った。暖かくなった天候に誘われたのか、今日は多くのローディーを見かける。

 名栗川の流れに沿って下り基調の道を走っていった。やがて小沢峠へ向かうため右折した。名栗と成木を繋ぐのが小沢峠。上る距離はそれほど長くはないが、疲れた脚には十二分に上り応えのある峠である。

 脚に不安を抱えながら、少しづつペースを上げていく。山伏峠の上り同様ペースはそれほど上がらないが、心拍数はすぐさま限界値近くに達する。

 終盤までだれることなくペースを維持することはできた。心配された右脚太ももは攣ることはなかった。「良かった・・・」ほっとした。

 小沢峠を下り、しばらくは平坦な道を進む。風が出始めた。風を受けながらトレインはハイペースで走っていった。

 成木1丁目の交差点を右折してしばしくねくねとした道を進むとやがて小曽木街道に出る。ここから緩やかに上っていき笹仁田峠を越える。

 この緩やかな上りが最後の坂バトルエリア・・・序盤から少しづつペースを上げていった。このままペースを維持してゴルフ練習場を通過したら一気にペースアップ・・・といった目論見であったが、早い段階でアタックがかかった。

 メンバーの一人が飛び出た。あっという間にその背中は遠ざかっていく。差が広がらないようにペースを上げようとするが、脚が重く切れがない。他のメンバーはペースを上げてアタック潰しに取り掛かっている。

 私はペースが上がらないまま、最後のスプリントポイントに突入した。ここは少し斜度が上がる。ダンシングでぐいっとトルクをかけた。

 しかし、すぐさま右脚には異変が・・・激しい痛みが再来した。さらに左脚の太ももにも鋭い痛みが走った。両脚とも攣った。

 最後はクランクを回すのがやっという感じで痛みを両脚に抱えながらスローペースで笹仁田峠を越えた。

 笹仁田峠を重力だよりの惰性で下りながら「やはり久々のロングライドは厳しいものだ・・・」ということを認識した。これからは定期的に長い距離を走ることが出来るであろう。調子は上がっていくはずである。Mt.富士ヒルクライムは6月・・・まだ時間は十分ある。



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