2015/3/8

3276:天平庵  

 ここのところ日曜日の天候が思わしくないことか続いている。天候が思わしくないとロングライドに行けない。ロングライドに行けないとフラストレーションが溜まる。フラストレーションが溜まると、それを何かしらの欲望を満たすことによって少しでも解消しようとする。

 この「フラストレーションの輪廻」に捉われた私は、もっとも身近で根源的な欲望である「食欲」を満たす方向へ一心に向かった。

 前からロングライドの時に見かけ、気になっていた和菓子屋さんへ車で向かったのである。それは小平市にある「天平庵」である。

 チームの拠点であるバイクルプラザのすぐそばにあり、休みの日などには駐車場に多くの車が停まっている。

 「人気があるようだな・・・そのうち行ってみよう・・・」

 と思っていた。しかし、なかなかその機会が巡ってこなかった。

 今日は朝から事務所で仕事をしていた。昼食をとるために外に出て事務所のそばのラーメン屋で軽めにさっと済ませた。その後、駐車場まで歩いていってVW POLOに乗り込んだ。

 そして、「天平庵」に向けて車を走らせた。新小金井街道沿いにあるその店舗はまだ新しく清潔感に溢れていた。

 駐車場はあわや満車のところどうにか空いたスペースにPOLOを滑り込ませた。何種類もの菓子が並んでいる。組み合わせて箱入りで進物用に販売されているものも豊富にあるが、自宅用にかごに好きなものを好きなだけ取って購入することもできる。

 私はかごを手に何種類かの菓子をチョイス。ここは純粋な和菓子のほかに洋菓子もある。どれも小ぶりなので、それほどお腹にはドンとこないような気がした。

 チーズケーキやよもぎ餅、苺がなかに入った和菓子や小ぶりなどら焼きなど、目についたものを次々にかごに・・・「ちょっと多かったかな・・・」と思ったが値段の手ごろさも手伝ってついつい欲張ってしまう。

 包装してもらっている間、大きな木のテーブルに座って無料で提供されるコーヒーやお茶を飲める。「ふ〜」という感じでため息をつきながら、コーヒーを飲んだ。

 事務所に帰り着いてさっそくぱくつく。とろ〜りと溶けるようなチーズケーキは優しい味わい。よもぎ餅はよもぎの香りと味わいがしっかりとしている。苺をつかった菓子は苺のさわやかさが活きている。どら焼きは生地にもっちりとした弾力感があって中の餡も滋味深い味わい。

 「値段に対するパフォーマンスが実に高い・・・人気が出るはず・・・」と妙に納得しながら食した。

 「小ぶりとはいえ、さすがに4個は多かったか・・・」そう思ったが、後の祭りである。「フラストレーションの輪廻に嵌り込み、走れず食べるばかりの末路はどうなるのか・・・」少々不安な心持ちがした。「まあ、いいか仕事・・・仕事・・・」と自分に言い聞かせながら、仕事をこなした。



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