2015/1/5

3214:ゼロ  

 5日は仕事始め。例年よりも長かった年末年始の休みが明けて、いよいよ忙しい時期が始まる。1月から確定申告が終わる3月15日までの期間は、会計事務所にとって繁忙期である。少々気が重い時期である。

 そんななか、堀江貴文の「ゼロ」を読了した。彼は「ホリエモン」として一世を風靡したが、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決を受けた。2013年に仮釈放され、その後に出された本である。

 「ホリエモン」時代は、時代の寵児でありながら、どちらかというとダークなイメージが付きまとっていた。「金がすべて、稼ぐためには手段を選ばない・・・」そういったあまり良くないイメージが強烈にこびりついていたのである。

 そのためか、逮捕され、刑務所に収監された「ホリエモン」に対して、多くの反応は「ざまあみろ・・・」的なものであった。 私もどちらかというとそちらの反応をした一人である。

 IT企業で急成長、その後は買収で企業規模を大きくし、近鉄バッファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補など世間を賑わせる行動で注目を集めた。六本木ヒルズに住むIT長者で納まっていればよかったのであるが、強烈な自己顕示欲が結局仇となった形ですべてを失う破目に・・・そういった感想を持っていた。

 何気に手にとったこの本・・・期待せずに読み進んだが、結構読ませる。稀有な体験をしてきた一人の人間の自伝としても面白いし、仕事に対する姿勢のようなものを自分に問い直す良い契機にもなる本でもあった。

 この本の最後の文は「はたらこう。」である。その言葉は、この本をすべて読んでくると、素直に心に響いてくる。

 長い休みが明けて、なかなかエンジンがかからない今日であったが、この本を読んだおかげで、「勤勉に働こう・・・」そんなことを静かに心の中で繰り返しながら、大量に詰まれた書類に向かった。



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