2014/12/17

3195:ケーブル交換  

 一般的にスピーカー端子というものは、スピーカーの背面に付いていることが多い。それゆえ、スピーカーケーブルを交換する作業というものは、それほど大変な作業ではない。

 スピーカーの末端がYラグでもバナナ端子であっても、取り外して新たなものに付け替える作業時間というものは、1分かかるかどうかといったものでしかない。

 しかし、スピーカーの底面に端子が付いている場合には、そうはいかない。一旦スピーカーを倒し、ケーブルの付け替え作業をして、またスピーカーを起こす必要性があるからである。

 底面に端子が付いていても、スピーカー自体の重さが比較的軽ければ、その作業もそれほどの苦労を伴わないかもしれない。しかし、スピーカーの重さがそれなり以上のものである場合には、スピーカーケーブルを交換する作業は、苦労を伴う。

 我が家のTANNOY GRFはスピーカー端子(スピーカー端子と呼べるほどにしっかりとしたものではないが・・・)は、スピーカーの底面に付いている。

 そして、その重さはかなり重い。スピーカーはインシュレーターを使って三点支持で浮かせてもいる。これらの条件が重なると、スピーカーケーブルを交換する作業は、かなりの気合を入れて行わないといけなくなってくる。「できれば、したくない・・・」というのが正直な思いである。

 もう一人作業を手伝ってくれる要員がいればいいのであるが、自分一人で行う場合には「今日こそやるぞ・・・」と気合を入れる必要がある。

 実は今、GRFのスピーカー端子には、Aさんを通じてGe3から自宅試聴用に借りているスピーカーケーブルが接続されている。

 Ge3の製品は見た目的に拒否反応が出てしまうものが多いが、スピーカーケーブルは至ってノーマルな形状である。黒く、それほど太くもない。軽く、柔らかく、取り回しも良い。両方の端子はYラグで処理されている。特別に小さなサイズのYラグで処理されてるので、ヴィンテージ機器にちょういいサイズである。

 このGe3のケーブルをしばらくの間お借りしていて、自宅で試すことが出来た。しかし、延々と借りているわけにもいかず、Ge3に返却しなければならない。

 12月は仕事が忙しく、なかなかその作業にとりかかる気合が入らなかったのであるが、今日意を決してその作業を行なった。

 一人で行った。まずはスピーカーの前面の床にマットレスを敷く。そしてゆっくりとGRFを前方へ倒していく。

 小さめのプラスドライバーを手にスピーカーの底面に付いている端子(といっても小さな普通のネジで締め付けるだけの簡易なものである)を緩め、スピーカーケーブルを外す。そして従来から使っていたケーブルに取り換える。

 ここまではスムースであるが、これからが問題である。ただ起き上げるだけであれば、それほどの苦労ではないのであるが、大きな問題は三点支持のインシュレーターである。コーナー型のスピーカー形状であるので、二等辺三角形の頂点に当たるスピーカーの後端部分を支えるインシュレーターが大きな問題となる。

 見えないのである。この辺であるはずという位置にインシュレーターを置いておく。そして気合を入れてスピーカーを持ち上げる。スピーカーの後端をそのインシュレーターの位置にうまく合わせるようにセットする。うまくいかないと、もう一度スピーカーを倒して位置調整する。

 とりあえず後端がインシュレーターの上に乗った。前面両サイドのインシュレーターを挟み込む作業は比較的楽である。そしてこれからが、微妙に神経を使う。スピーカーの位置調整である。



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