2014/8/29

3086:台湾まぜそば  

 油そばを初めて食べたのはもう20年以上前のことである。武蔵境駅から歩くこと10分以上、亜細亜大学のそばにある「珍々亭」で食べた油そばは強烈な印象を私に残した。

 見た目はそれほど美しいものではなかった。スープのないラーメンである。「できそこない・・・」といった感想を持った。

 どんぶりの底にわずかに入った醤油ベースの濃いタレに、茹で上げたばかりの熱々の麺を絡めて食べる。具材も一緒に混ぜる。食べる前によく混ぜるのがポイントなので、最近は「油そば」の名称を使わずに「まぜそば」と称するところが増えているようである。

 20年数年前にはごく限られた店でしかメニューになかった油そば(まぜそば)であるが、最近ではすっかりと市民権を得た。事務所の近くには専門店までできている。

 その油そば(まぜそば)において最近流行っているのが「台湾まぜそば」である。「台湾」とあるが、台湾まぜそばはけして台湾料理ではないようである。

 発祥地は名古屋であると先日テレビで観た。鷹の爪、ニンニクを効かせたしょうゆ味のピリ辛ミンチを極太麺に乗せた、まぜそばの一種である。

 「こんなものが今流行っているのか・・・」そう思った私は、国分寺でも台湾まぜそばをやっているところがないかインターネットで検索すると、1件あった。

 「ふうみどう」である。ここはどちらかというと昔風の中華そばが美味しい店である。そういえば台湾ラーメンというメニューが以前からあった。

 早速、今日の昼食時に「ふうみどう」に行って、台湾まぜそばを頼んだ。テーブルに到着した「台湾まぜそば」はかなり辛そうな外観である。

 良く混ぜてから一気に口のなかへ入れてみる。麺は太くもちもちとしている。辛いものは特別に得意というわけではない。結構インパクトのある味わいである。

 最初は「ちょっと私には辛すぎるかも・・・」と引いたが、食べ進むうちに「これはこれで良いのかも・・・癖になるかもしれないな・・・」と思い直し始めた。

クリックすると元のサイズで表示します

 店を出たのち、ふと20数年前のことを思い出した。最初は違和感が先にたった「珍々亭」の油そばであったが、その後なんだか妙に癖になった。また久し振りに「珍々亭」の油そばが食べたくなった。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ