2014/8/19

3076:スマホ  

 スマホを買った。世間が一気にスマホ時代に突入していくなか、少々依怙地になって「ガラ系」と呼ばれる携帯電話を使い続けてきたが、使用期間が5年以上経過し、何度かの落下事故によりかなり傷んできたうえ、最近電話している時相手の声が聞き取りづらくなってきた。操作方法も慣れているので、どうしようかと悩んでいたが、遅ればせながら時流に乗ることにした。

 auの営業所に向かった。結構混んでいた。整理番号の印刷された整理券を手にしばし店内をうろつき、展示されている様々なスマホを見て回った。

 日本製はSONY、SHARP、KYOCERAの3社のみである。従来もっと多くのメーカーが参入していたが、次々に撤退したのであろうか。

 韓国製はLGとサムスン。そしてスマホの元祖であるi-Phoneも2種類展示されていた。画面の大きも様々であった。「これは大きい・・・画面は見やすそうだけど、電話として使う時大きすぎないかな・・・持ち運びにも支障がありそう・・・」そう感じるような大きさのものもあった。

 待ち時間は充分にあったのでほとんど全てのスマホを手に取った。そしてデジカメの解像度と電池の容量の数字を確認した。

 私が今まで使っていた携帯電話にもデジカメが内蔵されている。その画素数は130万であったと記憶している。

 それが最新型のスマホでは2000万と表示されていた。数字だけみると10倍以上の開きがある。よほどクリアな写真が撮れるのであろう。

 この画素数がどれほどのものなのかは私にとっては不明の事項であるが、きっと普通のデジカメよりも高い数字なのではないであろうか・・・これではデジカメが売れなくなるはずである。

 我が家でもデジカメが2台あるが、活躍機会はめっきりと減った。旅行に行ってもかさばるので鞄に入れられることはなく家で留守番をすることに・・・代わりに子供たちのスマホがカメラとして大活躍するのである。

 妻は相変わらず「ガラ系」を使うと言っている。「操作方法をまた最初から覚えるのが億劫だし、今別に不満があるわけじゃないから・・・」確かにもっともな意見ではある。

 私の整理券の番号がやっと呼ばれた。30分ほど待たされた。私は凋落著しいSONYを応援するためにSONY製の最新型のスマホを選んだ。色は黒。

 私もついに「現代人」となった。店を出てしばらくすると顧問先の社長から電話があった。今までの携帯はマナーモードにしていたが、スマホからは流麗な電子音が鳴り響いた。

 電話を切って、「やはりマナーモードにしておいた方が良いな・・・」そう思って画面をあれこれさわってみるが、一向にマナーモードにする方法がわからない。

 「ガラ系」の携帯電話を購入した時には分厚い取扱説明書があったが、スマホの入っていた箱のなかには薄っぺらなものしか入ってない。それを隅々まで検証してみたが、載っていない。

 結局上の娘に電話して教えてもらった。上の娘もSONY製のスマホを使っていたからである。教えてもらったとおりにするとマナーモードに変更できた。「少々先が思いやられるな・・・」そんなことを思いながら、手のなかに少しもてあまし気味に掴まれているスマホを眺めた。



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