2014/6/10

3006:サンバ  

 来月の7月6日には日立目白館でのダンスパーティーが行われる。2回目となるこの催し・・・ちょっと現実を忘れさせてくれる歴史ある建物のなかで、豪華なディナーを食し、社交ダンスを楽しむものである。主催者から参加依頼のメールが来たので「喜んで・・・」と返信したのは5月の初旬のことである。

 前回は「ブルース」「ジルバ」「ルンバ」「ワルツ」の4種類のダンスを踊った。今回は「チャチャチャ」「サンバ」「サルサ」「ワルツ」の4種類を踊るとのことである。

 「チャチャチャ」「サンバ」「サルサ」は初めてである。本番までに何回かの講習会がある。その講習会に先日参加してきた。

 5時半から始まる講習会は9時まで続いた。7時からは講師の先生が来て1時間レッスンを受ける。それ以外の時間は参加するメンバーのみで練習する。休憩を時折挟むが長時間であるので、結構疲れた。

 「チャチャチャ」「サルサ」はなんとかなりそうである。難しいのは「サンバ」である。ラテンはモダンと比べてリズムがとても複雑である。上手くリズムに乗れると躍動感があり、楽しいものではある。しかし、なかなかその独特のリズムに体を合わせられない。

 講習会はあと2回行われる予定である。それだけでは本番までに間に合いそうにないので、週に1回の「ジェニファー」とのレッスンでもサンバを教わり始めた。

 「サンバは難しですよ・・・でも、コツさえつかめば、とりあえずはさまになるようになるはずです・・・」ジェニファーはいつもの笑顔で言う。

 そこでサンバ独特のステップのコツを幾つか伝授してもらった。膝の曲げ伸ばし、つま先とかかとの使い方、体重のかけ方・・・などなどそのコツは多岐にわたる。1回のレッスンではとても消化しきれない。今後しばらくサンバを習うことになりそうである。

 大きな鏡の前に立って、ぎこちない風情のサンバを踊った。ステップが心許ないと自然と背筋もだらしなくなってくる。ジェニファーから注意されるとあわててピンと背筋を伸ばす。しかし、また下を向きがちに・・・そんなことの繰り返しであった。

 ひょんなことからウィンナワルツの舞踏会に参加することとなったのが約1年ほど前のこと。その流れでダンス教室の扉を叩き、さらに社交ダンスのパーティーにも年に数回参加することになりそうである。

 当初は想定していなかった流れに流されている。「どういう因果でこうなったのであろうか・・・」と思いながら、ダンス教室を出た。外は雨がほんの少し降っていた。

 「まあ、しばらく流されるままでも良いか・・・」独り言をぼそっと呟いた。ダンス教室から車を停めている駐車場へ向かう道・・・人気のないところで少しサンバのステップを踏んでみた。



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