2014/5/13

2979:Point One  

 プリアンプのLEAK Point One STEREOはラックの下の段にひっそりと佇んでいる。その上の段にはパワーアンプ LEAK TL10が2台並んでいる。

 ふつうはプリアンプが上の段で、パワーアンプが下の段というのが定石であろう。その方が見た目的な落ち着き感も出るはずである。

 そのように通常のセッティングと違う方法を取っているのは、物理的な理由からである。TL10を2台並べて設置する場合、下の段では横幅が足りないのである。

 そのセッティングのせいか、TL10の真空管が目立つ。TL10にはそれぞれ5本の真空管が並んでいる。2台合わせて10本の真空管がオレンジ色に輝くさまは、部屋の照明を落とした時など一種幻想的ですらある。

 そういう意味合いにおいては、このセッティングは結構気に入っているのである。私は真空管を眺めるのが好きである。眺めていて心がなごむオーディオ機器の最右翼に上げたいのが真空管である。レコードプレーヤと双璧をなす癒しの存在である。

 プリアンプLEAK Point One STEREOにも真空管が用いられている。残念ながら普段は目にすることはできない。

 マイナスドライバーで天板を固定している三つの小さなネジを外すと、天板がとれる。すると4本の小さな真空管が綺麗に並んでいる。すべてEF86である。とりはずして確認してみるとすべてムラード製であった。

 ちゃんとした真空管が装着されている。ムラード製であればまず問題はないはずである。でも、「別のメーカーのものに換えるとどうなのであろうか・・・」といった好奇心もむくむくと起き上ってくる。

 幸いEF86はとてもポピュラーな真空管である。KT61のようにレアな真空管では入手そのものが困難である場合が多いが、その点EF86は入手が容易である。ヤフオクでも数多くのEF86が出品されている。今後の楽しみの一つである・・・

 我が家のPoint Oneはイギリス仕様である。これがアメリカ向けの輸出仕様になると、その外観が一変する。全面ゴールドに塗られ、スイッチ類も大ぶりになり、表面的な豪華さが一気に上がる。イギリス国内仕様は渋めで、アメリカ向けの輸出仕様は派手・・・やはり国民性というものは今も昔も歴然とあったようである。

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