2014/3/9

2914:ブランク  

 2度の大雪や雨、そして忙しい仕事に阻まれて4週連続でロングライドに行けなかった。今日は約1ケ月ぶりのロングライドである。

 仕事が忙しく体は疲れている。1ケ月のブランクで持久力は相当落ちているはず。そういったマイナス要素は確かにあるとはいえ、久々のロングライドに心は躍った。

 朝の5時ごろ目が覚めた・・・遠足の日の小学生のようである。サイクルウェアを着るときに、少々迷った。今日は少し寒さが緩んで過ごしやすくなるという天気予報を数日前に聞いたような気がしていた。

 「なら、真冬仕様ではちょっと暑いかも・・・少し耐寒レベルを下げたウェアでもいいかな・・・」

 そんなことを思ってウェアをチョイスした。しかし、この選択はおおむね誤りであった。今日はほぼ全行程で曇っていて気温は思ったほど上がらなかった。さらに峠道の両脇にはまだ雪が結構残っていて天然の冷蔵庫状態であったのである。

 今日の行先は「山伏峠」に決まった。昨日の土曜日に別のメンバーが上っていて山伏峠は通行OKであることは確認済みであった。

 山伏峠の上り口目指して7台のロードバイクは隊列を組んで走った。寒さが身にしみたが心は軽やかであった。忙しい仕事で心と体にたまった澱を放出すべくクランクを回して風を切った。

 1ケ月のブランクは確かな影響があった。体にキレがなく、距離が延びるほどに体全体の疲労度は上がっていく。毎週ロングライドに参加していた時には感じることのない疲労感である。

 ようやく山伏峠の上り口に到着した。雪融けを待ちわびていたローディーは多かったようで、結構な数のローディーが、その上り口にはいた。

 トイレ休憩を済ませ、ゆっくりと山伏峠を上り始めた。いつものように最初はのんびりペースで上ってゆく。

 峠道の両脇には残雪が凍っている。そこから溶け出した水が筋状になってアスファルトの表面をなぞっている。

 水であればいいのであるが、稀に凍りついている。凍って光っている表面は恐怖を呼び覚ます。注意深く避けないと落車の危険性がある。

 半分ほど上って、少しペースが上がりだす。3分の2ほど上った辺りからさらにペースがアップする。7台のロードバイクは縦に長く伸び始める。

 チームリーダーはすすすっと抜け出していく。その後ろを3名の集団で上り続ける。終盤に入って3名の2位集団から一人が遅れ始めた。

 私ともう一人のメンバーは車輪一つほどの間隔のまま、一定のペースを維持し続けた。私が後ろにつけていた。ラストスパートポイントまでもう少しである。

 いよいよラストスパートポイントに入った。ペダルを漕ぐ脚に力を込めてぐっとスピードアップした。前を行くメンバーをかわした。そのままダンシング・・・山伏峠の頂上に着いた。

 体は疲れていたけど、この峠は思いのほかしっかりと上れた・・・しかし、ラストスパートで脚には結構な負荷がかかったはず。帰りのミニバトルで脚が持つか少々不安になった。

 一旦山伏峠を向こう側へ下った。正丸峠へ向かう道はまだ除雪されておらず雪で完全に閉ざされていた。その雪道をバックに記念撮影をした。

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 メインの峠はどうにかこなしたが、疲労度はいつも感じているものとは明らかに違っていた。複数の峠を越えていくロングライドは体に相当な負担をかける。定期的にこなしていればその負担もしっかりと担えるがブランクがあるとそれは辛いものになる。帰路でそのことを痛感することとなった。



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