2013/10/13

2768:秋晴れ  

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 天気は昨日同様晴天であった。しかし、空気の感じはずいぶんと違う。秋の空気である。昨日の夕方、強い風が吹いた。その風が街の空気をすっかりと入れ替えたようであった。

 ORBEA ONIXにまたがり、集合場所であるバイクルプラザへ向かった。7時ちょうどに家を出た。肌寒かった。気温は15度くらいしかないようであった。ウィンドブレーカーを羽織った。朝の太陽は角度が浅い。ちょうど太陽に向かって走るので、まぶしかった。時折ジョギングする人がシルエットになってこちらに向かってきた。

 今日のチームでのロングライドの目的地は「時坂峠」であった。以前は「山伏峠」と並んで定番の峠であったが、ここ最近は足が遠のいていた。久しぶりである。

 涼しい空気を切り裂きながらトレインは進んだ。進むうちに太陽の角度は高くなっていき、その熱射能力は徐々に上がってきた。肉体内部の血流も走るうちに良くなり、体は熱を蓄積するようになっていた。

 拝島駅そばのコンビニで休憩する頃にはレッグウォーマーもアームウォーマーも邪魔な感じになった。それらを体からはぎ取ってサイクルジャージ背面のポケットにねじ込んだ。ポケットははち切れそうになった。

 エメラルドグリーンのトレインは、睦橋通りと檜原街道を通っていった。檜原街道の山間の陰地を通る時には、ひやっとするほどに空気が冷たかった。

 ロードバイクで走るには最適な季節である。10月らしい空気、秋晴れの空、風は微風である。夏以降ずっと調子が低迷していたが、秋になったから徐々に元に戻していきたいところである。

 時坂峠の上りは約3kmほど。序盤はゆっくりとしたペースで上る。残り2kmあたりからペースがアップ。心拍数も上がる。170を超え、徐々に180にまで達する。呼吸は激しく、せわしない。

 その様は、軽自動車で坂を上っているような感じである。エンジンの回転数はレッドゾーンに入り込み、そのエンジン音は甲高く辛そうな響きをあげる。しかし、車体を持ち上げるトルクは弱々しい。

 心拍数は180付近を保ったままゴールに到着した。「調子は少しは戻りつつあるかもしれない・・・」と思えた。

 峠の頂上から見る山々は稜線が青空を背景にしてくっきりとしていた。解像度が上がったテレビの映像のように鮮明に映った。

 秋晴れのロングライドは、楽しかった。冬の寒さが本格的になるまでの間、ロードバイクにとっては最適な季節が続く。



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