2013/10/7

2762:再発  

 夜、寝る前に室内楽をかけた。ハイドンの弦楽四重奏曲第81番ト長調である。演奏はクイケン弦楽四重奏団。

 1998年の録音で、オランダにある教会で録られたものである。軽快な第1楽章が終わり、ゆったりとした緩徐楽章である第2楽章が始まった。

 その時、QUAD ESL989のリスニングポイントから見て左側のスピーカーの真ん中あたりにもやっとした空気の塊のようなものが出現した。

 「んっ・・・」

 閉じていた目を開けた。左側のQUAD ESL989の真ん中あたりに視線のフォーカスを合わせた。そして聴覚のフォーカスも同様にその部分に合わせた。ノイズらしきものがそのあたりに漂っていた。音楽に浸っていた気分はスッとシャッターが下りるように切り替わってしまった。

 「またか・・・」

 そんな嫌な予感が胸の中に沸き上がってくる。夏が終わったばかりの頃に一度QUAD ESL989からは小さめであるがノイズが出た。その後、治まったのであるが、それが再発したのかもしれない・・・そう思ったのである。

 CD12のリモコンのSTOPボタンを押した。QUAD22の電源スイッチを切った。そして、近くに行って、QUAD ESL989に左耳を当ててみた。

 「ジー・・・ジジ・・・ジー・・・」といった音が断続的に出ていた。それほど音量は大きくはない。しかし、気になるとそれはしっかりと耳につく。

 「やはり、そうか・・・前回はしばらくQUAD ESL989の電源スイッチを切っていたら、ノイズが出なくなったが、今回はどうであろうか・・・やはり、修理に出した方が良いか・・・」

 六つあるエレメントのうち真ん中辺りの一つからノイズが出ている。そのエレメントを交換してもらう必要があるようだ。

 昨年も同様な事があって修理に出した。「毎年一回は修理に出さないといけないのであろうか・・・まったく落ち着かない・・・」気分はブルーである。

 とりあえず底部背面の電源スイッチを切った。一日そのまま置いてみよう。再度電源を入れて同様であれば、ロッキーインターナショナルに送るしかないであろう。



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