2013/8/20

2714:結論  

 「どうすべきか・・・どちらにすべきか・・・」

 しばし考えた。そして、緩やかに結論に達した。新しいものを1本導入し、古い方を1本残す。2本を同時並行で使用する・・・そんな結論に至った。

 ウェスタンスピリッツの新しいケーブルが試聴用に自宅に送られてきたのは先週の事。そろそろ1週間となる。延々借り続けるわけにもいかない。そろそろ結論を出す必要があった。

 ウェスタンスピリッツはWE製の古い線材を使用したケーブルを生産販売している。とても丁寧な作りで、安心感がある。もちろん価格も常識的な範囲内である。

 そのウェスタンスピリッツのRCAケーブルを使用し始めたのは4年以上前のことであろう。同じものを2本使っていた。

 その新型というか、改良型ができたので先週試聴用に送られてきたのであった。見た目はほとんど変更点はないように思えた。

 肝心の音の方は・・・当然変化する。低域がよりしっかりとし、細かな音の表情がすっきりと晴れやかなものになる。

 「やっぱり、改良型かな・・・」

 第一印象は良かった。まだエージングが完了していないので、やや音の表情が硬いが、数ケ月のエージングでその表情はまろやかな笑顔に変わるであろう。

 両者の差を再確認すべく、しばし経ってから以前のケーブルに戻してみた。

 「こっちも良いな・・・柔らかく、穏やか・・・」

 数年も使い続けている。やはり、時間の経過は重要な要素である。レンジはこちらの方が狭いが音の表情はより穏やかである。

 「あ、そうか・・・別にどっちかに統一する必要はないか・・・」

 そう思い、1本のみ新型に取り替えることにしたのである。これでゆっくり新型のエージングを待つ・・・これが一番賢明な選択であろう。

 オーディオに嵌まり始めたころは、ケーブル選びというかケーブルいじりは大きな喜びであった。

 「おお、変わった・・・良いんじゃない、これ・・・」

 といった興奮を味わえたからである。しかし、時間が経過してくると徐々に冷静になってきた。やがて興奮はすっかりと冷めてしまった。

 最近はケーブルのことを考えることもほとんどなくなっていたのであるが、良い機会を得た。懐かしいような軽やかな興奮をしばし味わったのであった。



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