2013/8/19

2713:乗鞍  

 都民の森では、太陽が高く上り強い陽光を地上に降り注いでいた。そこで、暫し休憩した後帰路についた。ここからしばらく下り基調の道を進む。高度は徐々に下がっていき、日常生活の領域に戻っていった。

 日常の生活領域に近づいていくほどに気温は上がっていった。サイコンの気温表示は武蔵五日市駅に着く頃には「42度」と表示された。

 武蔵五日市駅を通り過ぎ睦橋通りを進んだ。ここは灼熱通りである。信号待ちも多く、ストップ・アンド・ゴーの繰り返し。アスファルトからもわもわと沸き上がる熱気を孕んだ空気の流れによって体力は徐々に奪われていく。

 それでも今日は前半部分が涼しかったので体力は充分に余っていた。先週のような意識が朦朧とするような疲労感とは始終無縁でいられた。

 拝島駅の近くのコンビニで最後の休憩をした。ここで昼食をとった。しっかりと「焼きうどん」を食べた。美味しかった。うどんのお伴は「麦茶」。ミネラルをしっかりと補給した。心のなかで「ミネラ〜ル、む・ぎ・ちゃ...♪」という聴き慣れたメルディーが流れた。

 こういう天気のときには麦茶は強い味方である。コンビニを後にして、家までは1時間もかからない。朝の4時に起きて4時半にはORBEA ONIXのサドルにまたがった。もうすぐ、今週のロングが終わる。次のロングは1週間後・・・そしてさらにその1週間後の日曜日には乗鞍に居る。

 「あと、2週間か・・・」

 ちょっとさえない表情でそう思った。どうもMt.富士ヒルクライム以降、調子は下降気味。どうにも体にキレがないというか、踏ん張りがきかないというか・・・今一つなのである。

 乗鞍には、昨年初めて参加した。私にとって生涯はじめてのヒルクライムレースが昨年の乗鞍なのであった。

 タイムはぎりぎり1時間40分を切れた。森林限界を超えてからの終盤は本当に辛かった。空気が薄くなると同時に、体が重くなり、胸が苦しくなった。

 最大限の「克己心」が要求された。ゴールした後に見た乗鞍の稜線は妙にまぶしかった。2週間後にはまたあの「試練」を経験することになるのであろう・・・



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