2013/5/24

2626:作戦  

 フロントはアウター、リアは2番目に重いギア・・・そして、下ハンを握る。サドルから腰を浮かせてダンシングでゆっくりとクランクを回す。

 武蔵大和駅西の五差路の交差点から上り始め、多摩湖の堤防の入り口まで距離にして500メートル弱であろうか。平均斜度は4%ほど、緩やかな上りが続く。

 このコースを下ハンダンシングで上る。かなり重めのギアであるので、ゆっくりとしか回せないが、スピードはそこそこ出る。そして、意外と疲れない。

 「あれ、なんだこれは・・・」

 と少々あっけにとられる。いままで、下ハンを握ってダンシングをしたことはない。さらにフロントをアウターに入れて坂を上ったこともない。これが意外に上れるのである。

 下ハンを握ると、ダンシング時の上半身の力みが不思議となくなる。肩甲骨あたりの上半身がリラックスできるからであろうか、ペダルに体重がしっかりと乗るような気がする。(体重だけは70kgもある)

 クランクの回転自体はゆっくりなので、心臓には強度の負担はかからないように感じられる。「これは使えるんじゃないの・・・」心の中でそう思った。

 上り終えてすぐに下り始める。時折車が通るので、気をつけながら、交差点の手前でUターン。また同じように下ハンを握って、上り始める。

 重いギアなので、最初はゆっくりと漕ぎ始める。徐々にスピードが乗ってくる。リズミカルにクランクが回り始める。そうなると自然と脚も回る。相当重いギアに、脚の筋肉がすぐに悲鳴を上げるのではと危惧したが、意外とそういうことはなかった。

 そんな上ったり下りたりを繰り返した。その回数20回。上り続けるわけではなく、下りで休めるので、これで長い距離を上り続けるとどうなるのかについては、まだ分からないが、2kmほどならこれで上り続けられるような気がする。

 とたえば、Mt.富士ヒルクライムの上りは約24km。5kmをシッティングで上って、次の2kmをこの下ハンダンシングで上る。このパターンを繰り返す。3回繰り返すと(5km+2km)×3で21km。この辺りで斜度が緩むエリア入るはず、そこはアウターでシッティング・・・最後の1kmは、斜度が厳しくなる。ここは下ハンダンシングで越える。

 なんていう「獲らぬ狸の皮算用」を頭の中で繰り返しながらでも、下ハンダンシングはできる。もちろん体は疲れるが、それほど過酷なものではない。

 シッティングを長時間続けていると、尿道部分のしびれは結構つらい。ダンシンであれば、血流回復である。やはり血がスムースに流れるということは大事なことである。シッティングとダンシングでは使う脚の筋肉が違うとのこと・・・シッティングで疲れた筋肉を一時休めせることも可能である。

 「この(5+2)×3+2+1作戦・・・意外と良い結果を生むかも・・・」20回目の坂を上り終えて、思っていたほどのダメージが体にないことを確認して、そう思った。

 富士山に軽く鼻を鳴らされた先日の事前走行会であるが、「次に上るときには・・・」心の中では、やはりまだギブアップしていない。この下ハンダンシングが強力な武器になってくれるといいのであるが・・・



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