2013/5/18

2620:夏日  

 日中の最高気温は25度を超えたのではないであろうか。最高気温が25度を超えると「夏日」と言うようである。きっと今日は「夏日」であったはず。

 上着の必要は全くなかった。白いボタンダウンシャツに薄い茶色のチノパン、それに黒のモンク・ストラップという、夏日らしいいでたちで五反田駅の改札を出た。

 「夏日」ではあるが、「真夏日」ではない。日差しは強いが、身に危険を感じるほどの凄みはなかった。日本ヨハン・シュトラウス協会が入っているビルまでは徒歩で5,6分である。そのビルの1階は日本料理の料亭が入っている。その料亭とは別の入り口の脇にあるインターホンを鳴らす。「どうぞ・・・」と返答があり、施錠が解除される電動音が静かに響く。

 この建物は相当古いようである。協会は4階にあるが、エレベーターはなく、階段を昇る。夏日でなくても少々堪えるが、準備運動と捉えると、「まあ、ありかな・・・」とも思える。何事も捉える角度が大切ということか・・・

 今日は日本ヨハンシュトラウス協会で行われる「初心者・初級者向けウィンナ・ワルツ講習会」の3回目であった。1回目、2回目ともに盛況であり、定員をオーバーしていたようである。そのため、スペース的に少々厳しいものがあった。そこで、今回からは前半と後半に参加者を振り分けることになった。

 私は1時20分から始まる前半の部に参加した。人数は10名ほど・・・このくらいの人数だとスペース的に余裕がある。

 まずは復習から・・・ボックスと呼ばれる基本ステップ。クローズドチェンジで前に進み、そして後ろに後退する。さらにスペースがない場合の留まるステップ。

 そして、留まるステップをしながら、女性をくるっと回転させることを新たに習得した。これが結構優雅でウィンナ・ワルツらしい雰囲気が感じられる。

 そして、音楽に合わせて、これらを組み合わせる。ウィンナ・ワルツの音楽はゆったりと流れる河の流れのように優雅であるが、そのステップは想像以上にテンポが速い。そのテンポでステップを踏むのは、慣れないとかなり大変である。

 白鳥は水の上では優雅にゆったりしているが、水の下では忙しく脚を動かしている・・・ウィンナ・ワルツもそんな感じである。

 1時間は瞬く間に過ぎ去っていく。時折汗が流れた。講習会が終わって、冷たいウーロン茶をいただいた。喉を冷たいウーロン茶が通り過ぎていくのが気持良い。

 講習会は残り1回のみである。セミフォーマルの舞踏会まであと1ケ月。少しづつ良くはなっているが、まだまだステップアップしないと、楽しむまでにはなれないはず。とにかく音楽に合わせて軽やかにステップを踏めるようにしたい。下を見ずに、まっすぐ目線を上に上げて・・・

 五反田駅までの帰りの道程・・・頭の中では先ほどまで講習会でかかっていたウィンナ・ワルツの調べがループのように繰り返されていた。歩いていても、自然と脚の運びは3拍子になった。「ワン・ツー・スリー・・・ワン・ツー・スリー・・・ワン・ツー・スリー・・・」



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