2013/5/5

2607:大蛇  

 今日はいつもよりも長いコースであった。バイクルプラザR.T.25周年記念ランであったからである。

 小沢峠・山伏峠・正丸峠・刈場坂峠・グリーンライン・東峠・山王峠・笹仁田峠・・・という結構ハードなコース設定である。メインの峠は約6kmの上りを有する刈場坂峠である。

 走る距離は130kmほど・・・峠がなければ何と言うことはない距離ではあるが、これだけ上ったり下ったりするので、後半は体力勝負となる。

 記念ランであったのでいつものロングよりも参加者が多かった。総勢13名。チームリーダーの奥さんが運転するサポートカーも付いた。

 まずはいつものように旧青梅街道と岩蔵街道を通って飯能方面へ向かった。天気は快晴。気温は暖かい。風もそれほどなし。絶好と言っていいロングライド日和。

 思わず「1年中5月であれば良いのに・・・」とあり得ないことを思ってしまう。夏のうだるような暑さも、冬の凍える寒さもなければ何と快適なことであろう。まあ、そうなると5月の穏やかな気候のありがたみも感じなくなってしまうのかもしれない。

 13台のロードバイクが連なるとまるで「大蛇」のようである。道の曲線にそってうねるように進んでいく。チームカラーはエメラルドグリーンである。みな同じ色のチームウェアを着ている。なので、エメラルドグリーンの「大蛇」が進んでいるようかのように見える。

 しかし、車を運転している人にとっては13台のロードバイクが連なった「大蛇」は、「大いなる邪魔もの」という意味での「大邪」でしかないであろう。

 朝は旧青梅街道も岩蔵街道も車の通行量はいつもよりも少なめであった。今日は走る距離が長いことといつもよりも参加者が多いこともあって、ややスローペースで進んだ。

 コンビニ休憩をした後、最初の峠である「小沢峠」を目指した。メインの峠の前はいつもしゃかりきには上らない。脚を残しておく必要があるからである。ゆったりとしたペースで集団で上った。

 小休止の後、行き慣れた「山伏峠」へ向かった。いつもは、ここで熱戦が繰り広げられるのであるが、今日は皆イーブンペースで上った。とても穏やかな「山伏峠」の上りである。今日はここが主戦場ではない。

 山伏峠を下り、途中正丸峠に向かう上りに入る。正丸峠で脚を少し休め、下っていった。そして「刈場坂峠」の上り口に到着。ここまでそれなりの距離を走ってきた。ゆっくりとしたペースではあったが峠を幾つか既に越えてきた。疲労感はそれなりにあった。

 「刈場坂峠」の上りは約6km。前半は斜度がきつい。後半からはやや緩めに変わる。前半で脚を使い果たすと後半のスピードが伸びない。そこで、3kmまでは抑えめに上り、後半に入って斜度が緩んでからペースアップする作戦で臨んだ。

 上り口から見える「刈場坂峠」はいきなり急勾配である。「前半は確かにきつそうだな・・・後半にどれだけペースアップできるかが勝負のポイントか・・・」そう思いながらサイクルシューズのクリートをビンディングペダルに差し込んだ。カシっと乾いた音がした。いよいよ主戦場へ足を踏み入れた。

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