2013/5/4

2606:水平回転  

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 宮本輝の小説を読んでいたらゴルフに関する記述がたまたまあった。登場人物の会話としてゴルフ上達のコツのようなものが語られていたのである。

 ゴルフスイングはまず腰の回転である。腰を水平に回転させることが肝要である。腰の回転ラインが歪んでいると、ナイスショットは難しい。そして、グリップは決して強く握らずゆるゆるな感じにしておく。手首もしっかりと脱力する。ワッグルを何度かして手首から力を抜く。両脇は締めておく。この四つのポイントを守ればスコアアップは近い。

 そんなことが書かれていた。「腰の回転か・・・」そう思いながら、腰の回転をチェックした。水平に回転させることは今まであまり意識していなかった。

 今日は今年5回目のラウンドであった。場所は鶴ヶ島G.C.である。少々トリッキーなコース。OBゾーンが近く、グリーンは速い。あまり好きなコースではない。

 ラウンド前「今日は腰の回転をチェックポイントにしよう・・・」そう思ってスタートした。腰を右に回してテイクバック、そして腰を切り返してダウンスウィングを開始する。一連のスイングのリズムを腰が誘導するようにした。

 するとショットはいつもよりも良い感じでボールを捉える事が出来た。「腰の回転を意識するとスイングリズムが良くなるな・・・」そんなことを思いながら、ホールを消化していった。

 しかし、ここはグリーンが硬く速い。特に下りのパットになると、恐ろしく速く、場所によっては止めようがないほどである。アプローチとパットで苦戦した。

 前半は「45」で終えた。私としてはまずまずといったとこころ。後半の頑張り次第で90切りの可能性を残すスコアであった。

 このゴルフ場はセルフが前提である。価格を安く設定して客を呼び、これでもかといった組数を入れる。なので、昼休みが長い。1時間40分と普通のゴルフ場の倍の時間である。

 食事は40分程度で食べ終わる。残りはラウンジにあるソファでお昼寝タイムである。いつものように乗用カートには極力乗らずランニングしていたので、体は疲れていた。ゆっくりと睡眠領域に降りて行った。

 午後のスタートホール。ティーショットがひっかかった。ボールは大きく左へ曲がり、隣のホールへ飛んでいった。そこから打ち戻すのであるが、キャディーさんがいないのでグリーンの方向が分からない。「まあ、このへんかな・・・」と思って打ったボールは、方向と距離が悪かったようで、OBゾーンに飛び込んでしまった。これが痛かった。結局このホールはダブルパーの「8」と大叩き。

 いきなり大きくつまづいた。しばらくはボギーでしのぐホールが続いた。しかし、距離のないミドルホール。今度はティーショットが右方向に抜けた。またまたOBゾーンにボールは転がりこんでしまった。ここはトリプルボギー。後半は二発のOBで撃沈。2発の魚雷を受けた駆逐艦のように船首を上にして海に沈んでいった。後半は「50」であった。

 残念ながらまたまた90台のスコアとなってしまった。しかし、少々収穫もあった。腰の回転をスイングの先導役として意識するとスイングリズムが良くなるのであった。「次回に繋げよう・・・」そう思ってゴルフバッグを車に積み込んだ。



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