2013/5/2

2604:奈美喜庵  

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 西府町2丁目の交差点を右折して甲州街道に入った。国立インターに向かう交差点の少し手前に「奈美喜庵」はある。

 駐車場はほぼ満車状態であった。お昼の時間帯をずらして1時半に待ち合わせたのであるが、やはり人気が高いようであった。

 彼女は少し前に着いていたようで、私の車を認めると、自分の車のドアを開けて、手を振った。私も車の中からフロントガラス越しに手を振った。

 モダンな建物である。中も和風モダンというべき洗練された内装。つい最近建てられたようで新しい。

 テーブル席が満席であったので、奥にある掘りごたつのようになったお座敷席に案内された。店内は広い。

 「ここ、この前テレビで見たの・・・『ぶらり途中下車の旅』・・・それで来てみたくなって・・・」

 彼女からメールが来たのは先週のこと・・・府中に美味しそうなお蕎麦屋さんがあるから行きましょう・・・ということになった。

 私の事務所からは車で15分ほどの距離である。私は初めて来る店である。まずはそばがきと野菜のてんぷらの盛り合わせを頼んだ。ビールも頼みたいところであるが、二人とも車であるのでノンアルコールビールを頼んだ。

 そばがきがまず来た。土佐醤油につけて食べる。二人とも顔を見合わせた。素朴な味わいであるが良い味である。

 そばがきが美味しい店はまず間違いがない・・・なので、初めての店に行くとそばがきを最初に頼むことが多い。

 続いて野菜のてんぷら・・・こちらもからっと上がっていて合格点である。いよいよ蕎麦を頼むことに・・・数多くのメニューがある。かなり変わり種のメニューもある。しかし、オーソドックスな蕎麦を頼んだ。

 ちょうどそばがきと野菜のてんぷらを食べ終える頃に蕎麦が来た。見た目はとてもオーソドックスな蕎麦である。奇をてらうことのない、丁寧な仕事ぶりが窺える。

 つけ汁はかなり濃いめ。どっぷりつけるのではなく、ちょっとつけて食する。穏やかな味わいである。蕎麦の軽やかな香りと味わいが心地よい。

 こだわりぬいた職人芸的な蕎麦とは違うかもしれないが、何と言うかほっとする安心感がある。ここなら家族連れで気軽に来れる。「寧々ちゃん」も満足げであった。

 「ここ、また来ましょう・・・」彼女はここの蕎麦の味わいのように優しく微笑んだ。



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