2013/4/27

2599:寝顔  

 新宿で山手線に乗り換えた。ゴールデンウィークの初日、絶好の行楽日和である。人がたくさん出ていた。渋谷方面へ向かう電車の中は混んでいた。

 五反田で電車を降りた。前回は反対方向に出てしまい、道に迷ってしまった。今回はしっかりと確認して改札を出てから左方向へ向かった。そして、線路に沿って目黒駅方向に戻るような感じで歩く。5分ほど歩いて首都高に突き当たったところを右折した。

 目標のビルはすぐに見つかった。今日は日本ヨハンシュトラウス協会で行われるウィンナ・ワルツ講習会(初心者・初級者向け)の2回目である。ダンス講師の方が来て2時から講習が行われる予定であるが、今回はその30分前から、前回の復習のための特別講習も行われるということで、少し早めに会場に着いた。

 そして前回習った基本ステップを復習した。前回は全くの初めて、しかも道に迷って遅れたため、基本ステップをしっかりと習わなかった。「音楽に乗って軽やかにステップ・・・」といったレベルにほど遠い無様さに、気恥ずかしい思いをした。

 「これでは、道のりは遠すぎる・・・」と悟った私は事務所の側にあるダンススクールにすぐに入会した。そして、30分間の個人レッスンも既に2度体験した。その甲斐あって、前回よりは少しは順応できた。

 2時からはダンス講師の方が来られて、基本ステップ、手の組み方、姿勢や体のポジション、体の右サイドをまっすぐに保つ意識を持つことなど、基本的なことを再度教わった。

 参加人数は前回同様多かった。そのため、少々スペースが足らず過密気味。周りのペアとの空間の具合を確認しながら右回りや左回りのステップを繰り返し練習した。さらにスペースがない場合のステップも習った。

 1時間半の間、しっかりと講習を受けた。少しは様になりつつあるような気がした。結構な運動量である。汗をかき、脚も疲れた。

 サプライズゲストとして映画「Shall we ダンス?」でたま子先生役を演じた女優の草村礼子さんも飛び入りで参加された。今回この講習会を担当されるダンス講師の方のもとでレッスンを受けられているようであった。

 前回と違い、今回は暗澹たる思いで会場を後にすることはなかった。まだまだ慣れぬこと故スムースには行かない点が多いが、光明が少し見えた。講習会はあと2回ある。さらに毎週1回はダンススクールへ通い個人レッスンを受ける予定でいる。

 「どうにかなりそうかな・・・」そんなことを思いながら、春らしい陽光にまぶしく光る道を歩いて五反田駅へ向かった。山手線の電車に乗り、吊革につかまった。父親に連れられた5歳前後の女の子が椅子に座りながら眠りこけていた。その可愛いらしい寝顔を眺めていると、自然と頬が緩んだ。



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