2013/4/7

2579:急流  

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 名栗川の水量はいつもよりも多かった。今日の未明まで降り続いた雨のせいである。しかし、その雨も今朝早くには上がった。今朝の6時に起き出した時、窓から外を確認したところ、路面は濡れていたが、空からの滴はもう落ちていなかった。

 「これなら、行ける・・・」

 そう思って、サイクルウェアを取りだした。手早く朝食を済ませ、身支度を整えた。「早く起きた朝は・・・」を観終わって、テレビを消した。サングラスをかけ、ヘルメットを被り、ORBEA ONIXにまたがった。

 今日のチームでのロングの行先は「山伏峠」に決まった。実は三日前に行ったばかりの峠である。週末の天気が崩れるとの予報から、木曜日に休暇を取って、単独で出かけたのであった。

 でも、がっかりはしない。単独走行とチーム走行では、また雰囲気が違うからである。5台のロードバイクは乾いた音を立てながら、いつものルートを、いつもよりも少し速いペースで駆け抜けていった。

 天気は快晴に近かった。行きは風も穏やかであった。木曜日同様、絶好のロングライド日和である。

 山伏峠では、いつもどおりサイコンでタイムを計った。入りはとてもゆっくりと入った。いきなり早いペースでガシガシ漕ぐのはちょっとかっこ悪いものである。会話できる程度にゆっくりと上っていく。少ししてからいつものペースに・・・

 タイマーの表示が10分を経過するまでは抑えめに上がった。10分経過してから、少しばかりペースアップ。徐々に呼吸がせわしないものに変わる。斜度に合わせてギアを選ぶ。緩むと重いギアに上げる。体がきしみ始めると軽めのギアに下げる。

 頂上まで500mほどまで来たところで、腰を上げる。ダンシングでペースを上げた。転がり込むように峠の頂上に到着した。ぜいぜい言う呼吸を整えるためハンドルにもたれかかった。タイムは17分50秒・・・18分を切れたので、私としてはまずまずである。

 帰りは小沢峠、笹仁田峠を通って帰った。帰り道になると風が急激に強くなってきた。山伏峠を上り終えるまでは風は穏やかであったが・・・爆弾低気圧の名残であろうか、風は変幻自在、いきなりの横風や強い向かい風は嫌なものである。

 小沢峠、笹仁田峠でもぜいぜいいう辛そうな呼吸音を響かせて上った。平坦路でも強い風が行く手を遮った。帰りは結構タフな行程であった。

 家に帰り着いたのは午後の2時。汚れたロードバイクを清掃し、汗で汚れた体をシャワーできれいにした。時計の針は3時を指していた。

 「もう行かなければ・・・」

 A氏邸に4時にお邪魔する約束である。Mercedes-Benz E350のハンドルを握り、新青梅街道に車を進めた。ロングライドの疲労感はあったが、固めのシートに身を預けると、なんとなくシャキッとした。 



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