2012/11/1

2422:冬の空  

 我が家のリスニングルームにQUAD 22とQUAD Uがやってきてからどのくらいの年数が経ったのであろうか。すっかりその小さなアンプは我が家の住人になりきってしまった。

 導入当初は故障が相次ぎ、年に2,3回は修理の旅に出ていたが、ここ数年はしっかりと腰を落ち着けていた。

 齢にすると50歳ほどでのはずである。人間だって50年も生きてくるとあちらこちらに傷みが出てくるもの。機械ならなおさらである。

 数日前より、電源スイッチを入れて、真空管が温まってくると、まず一旦「ギュイ〜ン」といった音が出るようになった。それは70年代のSF映画に出てくるロボットの動作音のような感じで、ちょっと間が抜けている。

 さらにその後、とても低い周波数であると思われる一定のノイズが左チャンネルからだけでる。それは冬の寒い日に、空が鳴る時の音のようにつかみどころのない低音である。

 音楽をかけ始めるとその低音ノイズは気にならなくなるので「まあ、いいか・・・しばらく様子を見よう・・・もっとひどくなるようなら、横浜のクラシックガーデンに送って診てもらおう・・・」そんな風に思っている。

 そんな折、ヤフオクであるものを見つけ、少々興味をそそられた。それはQUAD 22とQUAD Uの現代版として現在のQUADが発売しているQUAD QC-24とQUAD U-Classicのペアである。

 どちらも色合いは違うが、オリジナルモデルのデザインを多少踏襲しながら仕上げてある。オリジナルを持つ身からすると、「いまいち感がしないでもないな・・・」というデザインではあるが、「現代版だとどんな音がするのであろうか・・・」と興味を惹かれるところではある。

 「これを落札して、オリジナルは一旦修理に出すか・・・その間現代版をじっくりと聴いてみるというのもいいかも・・・」という気がしないでもない。しかし、価格はやはりそれなりにする。

 現状の「冬の空ノイズ」も曲をかけている間はほとんど耳につくことがない。もう少し様子をみるのが賢明のようである。

 この「冬の空ノイズ」の原因はなんであろうか・・・片チャンネルだけから出るということはもしかして真空管の劣化であろうか・・・時間があるときに検証してみよう。

 
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