2012/10/26

2416:ケーキ  

 仕事からの帰り道、自宅のそばのセブンイレブンに寄った。ブリトーが置かれている棚を見たら、残念ながらお目当てにしていた「Wチーズ」はなかった。

 期間限定商品であったのであろうか・・・定番商品には昇格できなかったようである。仕方なく「ハム&チーズ」と「マルゲリータ」をかごの中に入れた。こちらは二つとも定番商品である。

 コンビニの商品は短期間で変わる。これは、お弁当や麺類、さらにはデザート類も同じである。開発する方も大変である。

 以前何かのニュース番組の特番で、コンビニで売られているデザートの商品開発を担当している社員が一つの商品を開発していき販売に漕ぎつけるまでの苦労ぶりが放送されていた。

 試作に試作を重ね、ようやく商品として完成・・・その間の様々な苦労話がおもしろくまとめられていた。

 コンビニのオリジナル商品のライフサイクルは概ね短い。また、目先を変えて新たなものの開発に着手しなければならない。ある意味やりがいがあって面白い仕事かもしれないが、落ち着くことはできない。

 コンビニのデザートも馬鹿にはできない。味もそこそこ良いものが多い。というよりも味がそこそこ良くないと、店頭には並ばない。

 「安くてそこそこ美味しい・・・」ファーストフード店のコーヒーなどもこれがキーワードである。

 コンビニのデザートに圧されたのか、あるいは長引く景気低迷の余波なのか、洋菓子業界はいまとても苦戦しているようである。
 
 一部の超人気店を除いて、大半の店が厳しい状況にある。「美味しくても、少し高い・・・」というレッテルが貼られてしまうと、客足はすぐに遠のいてしまう時代のようである。

 自宅のから車でちょっと走る程度の距離にあるケーキ屋さんは数多い。そのなかでよく行くのは「ル・メナジェ」である。

 ここのケーキはとても丁寧に造られている感があり、味も良い。何かの記念日にはこの店に行くことが多い。

 私が子供の頃はケーキというととても華やかで特別なものであった。ケーキには夢があった。この店に来ると、その夢の部分がまだ残っているような気がする。

 コンビニのデザートは安い。手軽に買える。味もまあそこそこ美味しい。しかし、夢の部分は削られてしまっている。実だけが残っている。その差が値段の差なのであろうか・・・



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