2012/10/25

2415:LUTECIA  

 本国では「CLIO」という名前で売られているが、日本では商標権の関係で「LUTECIA」(ルーテシア)という名前になっている。

 そのLUTECIAの新型がヨ―ロパで発売された。従前のデザインに比べると大きく様変わりしたと言っていいであろう。

 従来型のデザインはどちらかろ言うと地味目であった。良く言えば通好みで飽きのこない造形と言える。しかし、同じセグメントの他のモデルが次々とニューモードをまとうなか、その存在感は沈下していってしまった。実際に街中で見かけることも少なかった。

 車としては結構良いバランスを有していたので、「隠れた名車」のひとつであった。しかし、新型は否が応でも人目を惹いてしまうような新たな装いを身につけていた。

クリックすると元のサイズで表示します

 全体のフォルムとしては、従来型の延長線上にあり大きくは変えてはいないのであるが、そのフロントの顔つきはガラッと変わった。

 思わず「わんぱく顔」とでも命名したくなるような元気よく勢いのあるデザインである。「品がない」と評する向きもあるかもしれない。ただし、これくらいのインパクトがないとこのセグメントでは存在感を主張できない状況であるのは確かである。

クリックすると元のサイズで表示します

 インテリアも思いっきり変わった。従来型はエクステリア同様インテリアも地味目なものであり、高級感に乏しかったが、新型はぐっとその質感をあげて、見ているだけで気分が上がるようなポジティブ路線で攻めてきた。色使いもポップな感覚に溢れている。

 新型LUTECIAにはハッチバックのみでなく「エステート」と呼ばれるステーションワゴンも用意される予定がある。こちらも気になるところである。

 新しいLUTECIAは「隠れた名車」から脱却できるのであろうか・・・日本のコンパクトカー市場は競争が激しい。新型も街中で頻繁に見かけるという存在にはなかなかなれないかもしれないが、見かけたなら思わず振り返ってしまう存在にはなれるような気がする。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ