2012/10/10

2400:POP  

 10月10日は、かつての「体育の日」である。10が二つ並ぶ様はどことなくポップな感覚が漂う。「体育の日」を卒業してしまった10月10日を「ポップの日」に衣替えしてみてはどうであろうか・・・

 さて、そんな今日であるが、何故かしら最近発売になったフォルクスワーゲンのUP!を2回も見かけた。色はいずれも白であった。

 最初に見かけたのは2ドアであり、2番めに見かけたのは4ドアであった。フォルクスワーゲンブランドで最もコンパクトなUP!の発売は10月1日。発売されてからまだ日が浅いので、納車された車ではなく2台ともディーラーの試乗車であったのかもしれない。

 デザインは好みが人それぞれで一概に良い悪いは言えないが、質実剛健なフォルクスワーゲンのラインナップのなかでもっともポップではじけている感があるのがUP!であろう。個人的には好感を持てるデザインである。

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 気になる価格は、エントリーグレードの2ドアが149万円である。 国産コンパクトカーと比べると、若干の割高感はあるものの、「結構頑張りましたね・・・」という感想を持てる価格設定である。

 UP!には30km/h以下で前方の障害物を検知して自動で緊急停止する「シティエマージェンシーブレーキ」が装備される。これは安全面で大きなアドバンテージを有する。このクラスではきっと初めてとなる装備のはずである。

 ラインナップは2ドア以外にも4ドアがあり、4ドアになると20万円も高価になり169万円となる。実用性を考えると4ドアの方が便利なのは間違いない。しかし、20万円の価格差は大きい・・・悩むところである。

 「ドア1枚10万円か・・・それだけの価値があるのであろうか。あるといえばあるような・・・」少々不思議な価格設定である。さらに4ドアには、レザーステアリング、パークディスタンスコントロール、クルーズコントロール、マルチファンクションインジケーター、アルミホイールなどの豪華装備がついたグレードが用意されている。こちらの豪華装備グレードの価格は183万円である。

 ノーマルグレードの4ドアモデルとの価格差は14万円・・・これは納得できる価格差であり、これなら豪華グレードを選びたくなる。

 フォルクスワーゲンのインテリアは、どのモデルも質実剛健で、凝ったデザインを採用することはあまりない。しかしUP!のインパネは、カジュアルなテイストを上手く取り入れている。

 豪華グレードではインパネがボディカラーと同色のペイント仕上げとなっていて、それだけでも、この豪華グレードを選択したくなるほど、一気にポップ度がアップしたインテリアとなる。

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 日本のコンパクトカー市場は超激戦マーケットである。そのなかに新たに投入されたUP!がどこまで健闘できるのかは未知数である。

 輸入車としては比較的思い切った2ドアモデルの価格設定が功を奏するのか・・・それとも売れ筋であるはずの4ドアモデルの微妙な価格設定が災いとなるのか・・・

 車を単なる移動手段として捉えるのではなく、そのデザインや質感に自分のこだわりを発揮したいという人にとっては、このUP!は魅力的に映るはずである。

 来年の2013年にはフォルクスワーゲンの主力車種であるGOLFがフルモデルチェンジされて日本に登場する予定である。フォルクスワーゲンは、日本国内でもますますアクセルを踏んで加速しそうである。



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