2012/6/19

2287:強風  

 強風に煽られて、ボールはすっと右に持って行かれた。雨は時折強く降った。今晩のゴルフスクールは、台風4号が関東地方を蹂躙するなかで行われた。

 参加者はさすがに少なかった。私を入れて3名のみであった。さすがに私も今日は止めようかと思った。「寧々ちゃん」がどうするのか気になったので、彼女に事前にメールを入れてみた。

 「今日は台風直撃のようですね・・・今晩のゴルフスクールどうしますか?」

 しばらくしてから返信があった。

 「最近運動不足なので、行こうかと思っています。行ってみて、雨が打席に降り込んでくるようなら、中止になるかもしれませんけど・・・」 その返信を確認してから、もう一度送信した。

 「私も行ってみます。ゴルフは最近低迷状態から抜け出せないので、もう少し頑張って練習しないといけないな、と思っていたところです。」

 雨も風も台風の影響で強かった。でも風向きの関係か、打席に雨が降りこんでくることはなかった。7時になると鈴木プロが打席にやってきた。

 今日のワンポイントレッスンンは、「腕を使わないスイング」であった。アドレス時に両脇をしっかりと体に付けて、その両脇の締まりを維持したままスイングしてボールを打つというドリルであった。

 両脇を締めたままであるので、スイングは小さくなる。トップの位置も低く、フォローも腰よりも少し上くらいの高さまで。飛距離は当然落ちる。

 「このボディーターンのみのスイングで、フルスイングした時の8割程度の距離が出るのが理想です。このドリルを30分ほどしてください。このボディーターンのみで腕を使わないスイングをしっかり身につけるとフルスイングしても方向性のブレが少なくなります。」

 鈴木プロはそう説明した。最初のうちは、窮屈に感じられてぎこちなかった。しかし、30分ほどすると少し慣れてきた。確かに方向性の安定性は出るような気がした。

 低めのまっすぐのボールが出る。この感覚をしっかりと身につけることができれば、方向性のばらつきをなくすことができるような気がする。

 「腕中心のスイングは調子の良い時は良いのですが、プレッシャーがかかったり、リズムが悪くなると、どうしてもミスが出やすくなります。ボディターンを使ってスイングすれば、安定性は高まります・・・」

 7番アイアンで30分このドリルを終えてから、ドライバーやフェアウェイウッド同じドリルをしてみた。アイアンと違って長いウッド系のクラブでは腕と体の一体感を維持するのが難しい。7番アイアンのようには上手くいかない。それでも時間が経過すると、バラつきが少なくなってきた。

 これは今後しっかりと取り組むべき課題であろう。「腕を使わない・・・腕を使わない・・・」心のなかでぶつぶつ呟きながら、強風に向かってボールを打ち続けた。 



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