2012/6/13

2281:笑顔  

 「実に目がきらきらしているな・・・それなりの年齢であるのに、どこかしら小学生の頃のようなきらめき感が目に残っている・・・そういう女性はとても少ない・・・このきらめき感は普通年齢ともに消え去っていくものである・・・」

 その瞳に見入って、ふとそんな感想をもった。昨晩は昭和の森ゴルフ場でのゴルフスクールであった。日中降ったり止んだりしていた雨は夜に入ってすっきりと止んだ。

 涼しげな空気は陽が落ちると、その重みを増した。定刻になって、鈴木プロが指定された打席に来た時には、スクール生の数は5名になっていた。

 私は定刻ぎりぎりに到着した。「寧々ちゃん」は既に来ていた。そのすぐ後ろの打席が空いていたので、そこにキャディバッグを置いた。

 「こんばんわ!雨止んで良かったですね・・・」彼女に明るく言葉をかけた。

 「ええ、気温もちょうど良い感じで・・・ちょっと肌寒いくらいですね・・・でもゴルフの練習すれば、少し汗ばむかも・・・」彼女はすっきりとした笑顔で答えた。その笑顔が実に魅力的であった。

 彼女とはこの数年の間にいろんなことがあった。今振り返ってみると、本当にあったことなのであろうかといぶかしく思うようなこともあった。

 今の彼女は、精神状態も安定しているようで、以前のような極端な落ち込み状態はほとんどなくなっているようである。

 二人っきりで会うことは今はしていない。今後もないはずである。賢明な判断であったと思っている。泥沼に嵌まって行く寸前であった。このまま進んでしまうと、どんどん深みにはまり込んでいくことが分かっていたのであろう。

 ゴルフスクールはいつも通り進んだ。最初の30分はワンポイントレッスン。今日はクラブを短く握っての素振りを練習した。

 7番アイアンを使ってゴルフクラブの半分くらいのところでグリップする。アドレス時にはグリップは左の脇腹に付く。

 そして素振りすると、テイクバックで一旦左わき腹から離れたグリップはインパクトで左わき腹に戻ってくる。そのまま短くフォロー。その際左の脇を締めてフォローすることを意識する。

 この感覚を素振りで身に付けると、実際にボールを打つ際に左わきが甘くならない。しかも極端にクラブを短く持つので、腕と体との一体感をつかめる。

 その後はいつものように各自自分のテーマにそって1時間ほどボールを打った。最初のうちは涼しく感じた夜の空気であったが、打ち終わる頃には額にうっすらと汗が滲んでいた。



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