2012/3/4

2180:おからドーナツ  

 今日は真冬並みの気候にもどると、昨日の天気予報では言っていた。最高気温は10度に届かず、久々にひとけた台にとどまり、相当に肌寒いとのことであった。

 朝の7時にORBEA ONIXにまたがり、走り出したときには、「思ったよりも寒くないな・・・天気予報では真冬並みと言っていたが、これは真冬の寒さではない・・・もうすぐ春がちかい・・・今朝の空気の中には春の成分が2割ほど混じっている・・・」と思った。
 
 しかし、その思いは、残念ながらずっとは続かなかった。五日市街道、睦橋通り、そして、檜原街道と進むうちに、体感気温は下がってきた。

 檜原村役場を通るころには、「やはり真冬並みかな・・・太陽が顔を出さないと、ほんとに寒い・・・」と天気予報が正しいことを認めざる得ない気分であった。

 今日のバイクルプラザR.T.のロングライドの目的地は「時坂峠」である。昨年の6月に初めてロングライドに参加して、向かった先も「時坂峠」であった。その時は足を着かずに上り切るだけで精一杯であった。

 それから9ケ月が経過した。長い距離を走りとおす体力はだいたいついたようである。しかし、峠の上りとなると、まだまだ初心者を逸脱できないでいる。そろそろ、芽を出したいところであるが・・・

 時坂峠の上りは約4km・・・急峻な斜度と緩やかな斜度が繰り返し現れる。それなりにタフな峠である。上り始めはゆったりとしたペースで始まった。

 今日は比較的足が軽い。ケイデンスの数値をそれほど気にしなくても、それなりのペースでクランクは回った。他のメンバーが比較的抑え気味に走っていたので、自然に先頭に立った。

 上級者は後半になるに従ってペースを上げてくる。私のような初心者は後半になるに従ってへばってしまう。「どうせ抜かれるなら、行くとこまでいてまえ・・・」と、先頭にたってからは、私としては早めのペースで上った。

 「今日は足が回るな・・・心拍数が170を超えてもそれほど苦しくない・・・少しはジムでのトレーニングの効果が出たのかもしれない・・・」そんなことを思いながら、幾重にも折り曲がった坂を上がる。

 3kmほど上ったであろうか・・・さすがにスタミナが切れてきた。まだ先頭であったが、足が徐々に鉛のように重くなってくる。呼吸も心拍数も限界に近いことが分かった。

 結局、3名のメンバーに抜かれ、最後の1kmはだれてしまった。この最後の1kmをペースダウンせずに上りきれる体にはなっていないようである。

 しかし、走り出しから3kmだけをとってみれば、今までの私としてはかなり速いペースであった。まだ、芽は土の上には顔を出ていないが、ほんの少し芽生えの予感のようなものを感じることができた。

 峠の頂上から見える景色はもやに霞んでいた。そして寒かった。汗が冷えて体の熱を奪っていく。峠からの下りでは、さらに体は冷え切った。

 下りきったところにある豆腐屋「ちとせ屋」で揚げたてのおからドーナッツと暖かい豆乳をいただいた。冷え切った体にこの温もりは嬉しかった。この店は辺鄙なところにあるのに有名なようで、ひっきりなしに車が停まって豆腐を買っていた。

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