2012/1/30

2146:魚の小骨  

 月曜日の午前中はなかなかエンジンがかからないもの。不完全燃焼気味に時間をやり過ごしてしまうことが多い。

 今日も昨日のロングライドの疲れもあってか、いまひとつ反応が鈍い。頭の回転がスムースに回らない。体がどうにも重い。

 そんな鈍った回転状態の頭の中では、とあるスピーカーのことが、のどにひっかかった魚の小骨のように気になっていた。

 そのスピーカーのメーカーはワーフェデール。イギリスのスピーカーメーカーである。ワーフェデールというと「エアーデール」が有名である。「エアデール」はスピーカーの天板部分にもユニットが設置されていて、その当時としては珍しい音場型のスピーカーだったようである。

 しかし、その魚の小骨は「エアーデール」ではない。「エアデール」ではなければ何かと問われれば、残念ながら分からないのである。

 昨晩何気にインターネット上で、「入荷しました・・・」という文章とともに、とあるワーフェデールのスピーカーの写真を見つけた。

 しかし、その短い紹介記事の中には型番が記入されていなかった。さらに販売金額も記載されていなかった。これからコンディションを吟味してうえで、正式に発表されるのであろうか・・・少なくとも型番くらい記載があればいいのであるが。

 写真で見る限り、コンディションは素晴らしく良いようである。もちろん表面上の見た目であり、ユニットやネットワークの状態が良いのかという肝心なことは残念ながら分からない。

 私の目は、一瞬にしてその写真に釘付けになった・・・実に良い表情をしている。ビンテージのイギリス製品に共通するなんとも言えない上品で奥深い慎み深さが表れている。

 我が家のCHATSWORTHよりも多少大きそうなサイズである。「エアデール」同様、天板部分にもユニットが設置されていて、上に向かっても音が放出されるようである。「エアデール」はビンテージショップに並ぶととても高価なプライスタグがつくことが多いが、このスピーカーはどうなのであろう。

 「どうにも、その魚の小骨が気になる・・・」結局、その誘惑に抗しきれずショップに電話した。「HPの記事を見たんですけど、最近入荷したワーフェデールのスピーカーの型番と販売価格を教えてください・・・」

 すると分かったことは、その型番は「W3」であるということと、販売価格はまだ未定であるが「60〜70万円」ぐらいになる予定とのこと、という2点であった。

 すぐにインターネットで「ワーフェデール W3」で検索すると、1959年に発売された製品のようである。

 「価格は60〜70万円か・・・」我が家のCHATSWORTHの倍である。購入する可能性は低いかもしれないが、一度自分の耳で聴いてみたい。

 「事前に電話いただければ、試聴できますよ・・・」そのショップの人はそう電話での会話を締めくくった。売れてしまう前に一度聴きに行こうかと画策しているところである。



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