2012/1/1

2117:初聴き  

 今日とても穏やかな元旦であった。昨晩は夜更かししたので、朝は遅めに起き出した。時計の針は9時を少しだけ回っていた。

着替えて1階のリスニングルームに入った。QUAD22の電源スイッチをONにした。パワーアンプのQUADUはQUAD22から電源を提供されているので、連動してQUADUの電源もONとなる。真空管にオレンジ色の灯りがゆっくりと灯り始める。

 LP12の電源スイッチをONにすると、ターンテーブルは音もなく回り始め、定速に達すると赤いパイロットランプの光が落ち着いた色合いに変わる。

 2012年の「初聴き」は何にしようか・・・としばらく思案した。リスニングルームには、最近よく聴いているレコードが30枚ほど置いてある。

 2011年の後半、もっとも頻度高くLP-12のターンテーブルに乗ったのは、「TELEMAN Double&Triple Concertos」である。「やっぱりこれにしよう・・・昨年のMVPだもんな・・・」

 このLPの中でもっともお気に入りはB面の後半に収録されている「Concertos for Flute、Oboe d'amore&Viola d'amore in E major」である。

 この曲の出だしにに針を合わせて、ゆっくりと降ろす。天上の響きがゆったりと部屋に降りてくるかのような音楽が流れ出す。「これだよ・・・これ、これ・・・」と独り言を言いながらどっぷりと浸る。

 「いや〜いいな・・・」四つの楽章を合わせて15分45秒でこの曲は終わる。CHRISTOPHER HOGWOODが指揮するTHE ACADEMY OF ANCIENT MUSICの演奏は繊細で滑らかである。音の響きの消え際が豊かで清澄な美しさに満たされている。

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 続いて、CDを聴くことにした。今年の「初CD」は・・・テーブルの上には最近よく聴いているCDが20枚ほど積まれていた。

 ここ最近ももっとも頻度高くCD12のトレイに乗るCDは「Vivaldi Le Quattro Stagioni:Enrico Casazza,violin・La Magnifica Comunita」である。

 しかし、同じバロックでは芸がない・・・ということで、その下にあった「SMETANA Ma vlast」と選んだ。演奏は小林研一郎指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団。2曲目「モルダウ」をリモコンで選曲。

 耳なじんだメロディがゆったりと広がり始めると、気分はすっかり元旦・・・元旦は嬉しいものである。清新な気分で、大河の流れに身を任せるかのように音楽の流れに身を任せた。

 今年の「初聴き」はLPもCDも良い感じである。今年1年、今日の天気のように穏やかで静かなものであって欲しい・・・そんな気分に浸った。



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