2011/10/15

2040:ブリティッシュ  

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 全く異なった価値観によって構築されているような気がする。日本のプリメインアンプの場合、価格が高くなるにしたがって、躯体は立派に大きくなっていく。もちろん重量もアップしていく。それが価格の裏づけであるかのように・・・

 薄くて軽いということは、その価値感に従うと、安く、音が悪いという結果に繋がる。しかし、イギリスのオーディオ製品の多くは薄くて軽い躯体を有している。

 naim audioのプリメインアンプNAIT3は、1993年に発表され、2000年まで製造された。イギリスらしい薄く軽い躯体で、naim audioのロゴデザインにも採用された二つ並んだ大き目のノブが印象的なデザインである。

 私はこの手のイギリス製品にめっぽう弱い。これは体質的な問題で理屈ではない。ごく一般的な見方に従えば高級感の欠片もない造形と色使いであるが、私の心に対する吸引力はすこぶる高い。まるで吸引力がいつまでも落ちないダイソンの掃除機のようである。

 このプリメインアンプと、同じ時期に発表されたnaim audioのCDプレーヤーCD3とセットでラックに納め、HARBETHかSPENDORのスピーカーを鳴らす・・・ブリティシュオーディオの薫り高いオーディオシステムである。

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 naim audioと同じように色濃くイギリスを感じさせるオーディオ製品がAura VA-50である。こちらも薄型の躯体で、一目見たら脳裏に鋭く焼きついて離れないデザインをしている。

 こちらもVA-50とセットとなるCD-50とそろえてラックに・・・そしてイギリス製の真四角なスピーカーを鳴らす。

 こういったオーディオ・セットの場合、リスニングポイントの椅子にしっかりと座って腕を組んで聴いてはいけない。センター位置ではないソファにぐでっとしながら聴くのがいい・・・雑誌でも眺めるともなく眺めながら・・・



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