2011/10/1

2026:ライディング  

 COLNAGO ACEの色は黒。そこに白のロゴとオレンジのラインが印象的に配されている。2011年のモデルとは随分変わった。とても洗練された印象を受ける。フレームの形状もより直線的になり、精悍さが増したようである。

 多摩湖の堤防付近にある駐車場で待ち合わせたのが2時半。Mitoに積まれたCOLNAGO ACEを降ろすのを手伝い、その姿をしげしげと眺めた。

 コンポはNEW TIAGRAがアッセンブルされていて、10速化されている。ハンドル、ステム、シートポストはDEDAで統一されている。実にすっきりとしたいでたちである。

 「寧々ちゃん」とロードバイクで多摩湖の周遊道路を一緒に走ろうと企画したのは随分以前である。しかし、天候が悪かったり、「寧々ちゃん」の体調が思わしくなかったりと、なかなか実現しなかった。今日、ようやく実現した。

 空には雲が多かったが、時折その雲の合間から太陽が覗いた。風はうっすらとした木々の香りを運んでくる。気温は20度前半。実に心地良い気候である。

 私が前を引き、ゆっくりとしたペースで走り始めた。「寧々ちゃん」はまだビンディングペダルは使っていない。SHIMANOのペダルPD-A530は、フラットペダル側が使われている。このペダルは逆側はPSDペダルになっている。なかなか優れものである。

 多摩湖の周遊コースは軽いアップダウンはあるが、ほぼフラット基調。車道と分離されているので、あまり気を使わずに走ることができる。ジョギングやウォーキングをしている人を時折よけながら進む。

 30分ほどで1周して、堤防で小休憩。湖の景色を眺めながら水分補給をした。前回合った時、彼女の精神状態は良い状況ではなかった。季節の変わり目を迎えて、不安定な彼女の精神はバイオリズムの底辺りを徘徊していた。

 どうやら、そのリズムは上昇気流に乗ったようである。その表情には生気が戻ってきていた。1周走り終えると、その表情は笑顔で満たされていた。

 「今日は、涼しいから体が楽です・・・体調も良さそうですね・・・」

 「ええ、少し楽になりました・・・こうやって走ると本当に気分が気分が軽やかになります。」

 多摩湖の堤防の上からの景色は、実にすがすがしい。言葉少なく、その景色を眺めながら、風を受けていた。小さめのサイズのCOLNAGO ACEと大きめのサイズのORBEA ONIXが並んで堤防の欄干に佇んでいる姿は、とても穏やかなものであった。
  
 「もう、1周しますか・・・」

 「そうですね・・・ゆっくりお願いします。」

 もう1周走った。走り終えて、MitoにCOLNAGO ACEを積み込んだ。2周すると、さすがに少々汗ばんだ。1時間ほどの短いライディングであったが、体にも心にも爽やかな印象を残す経験であった。



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