2010/12/22

1744:バッド ばつ丸  

 先代AUDI A6は、私が初めて乗ったドイツ車である。弧を描いて長く後方に伸びたルーフや独自の丸みのあるリア・デザインなどがエクステリアにおける大きな特徴であった。

 AUDIらしい清潔感のあるラインが全体を締めているが、ところどころに遊び心が感じられる素晴らしいデザインであった。

 その乗り味も、それまでのAUDI車とは一線を画するクオリティーの高さを有していた。ボディーの剛性感に関しては一気にライバル車に肩を並べる水準に達した。

 現在に繋がるAUDIの躍進は、このモデルから始まったような気がする。それまではやや地味で目立たない存在であったAUDIを気になる存在へと導いたのである。

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 現行型のA6は、日本人デザイナー和田智氏の作品である。現在のAUDIのデザイン・アイデンティティーであるシングルフレームグリルを初めて採用したのもこの現行A6である。

 その新たな意匠を含めて、発表された当初はそのアグレッシブな造形にやや驚かされた。その後このデザインの流れは、主要モデルであるA4にも引き継がれ、さらにクールで洗練されたデザインとなった。

 そしてつい最近、新たなA6の写真が公開された。日本にもおそらく来年には入ってくるはずである。その次世代A6のデザインはさらにアグレッシブなものになっていた。

 現行のA6から採用されたシングルフレームグリルの形は微妙に形を変えた。そして強烈に目を引き付けるのがフロントライトの形状であろう。

 ややわんぱく気味な目付きである。従来のAUDIのフロントマスクはどちらかというと女性的な印象を受けることが多かったのであるが、このNEW MODELの目付きからは男性的な印象を受ける。ぱっと見たとき頭に浮かんだのは「バッド ばつ丸」である。

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