2010/10/29

1690:ねぶる  

 (なめる)は、舌先を主に使う。舌の表面積の約10〜15%ほどを対象物との接触面として活用する場合が多い。舌をコントロールする神経は比較的鋭敏な状態であり、舌自体の硬度も緩やかではあるが固めの推移をたどる。

 (ねぶる)は、舌先だけでなく舌の前面部分の多くを使う。舌の表面積の25〜30%ほどを対象物との接触面として活用する場合が多い。舌をコントロールする神経は副交感神経の支配下におかれる。その動きは脈絡なく行われ、制御するのが難しい。

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 パリサロンで、Mercedes-Benz CLSの新型が発表された。初代のCLSは予想に反して大成功した。デザインコンシャスな4ドアクーペという新鮮なジャンルが市場に受け入れられることを立派に証明したのである。

 その後にCLSの独走を阻止するべく他のメーカーも次々に追随した。AUDIはその役目をA7 sportsbackに負わせている。ハッチバック形式であることにより一ひねりを加えているが、明らかにライバルはCLSである。

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 この両者、今後良いライバル関係となりそうである。新型CLSは、そのデザインにより流動的な要素を多く組み入れた。ノーズ部分は重くなり、目つきも複雑な感情を表すかのように曇っている。あきらかに「ねぶる系」のデザインである。それはサイドビューにも端的にあらわれている。ラインが錯綜しているいのである。これは明らかに副交感神経の支配下にあるデザインである。

 一方、AUDI A7 Sportsbackは「なめる系」である。舌先にいくらか緊張感が保たれた状態で静かにラインは描かれる。白い肌の上を滑らかにすべる舌は一定の速度でゆっくり定められたコースをなぞる。その質感を味わいながらも交換神経の制御にしたがってしたたかに仕事をこなす。



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