2010/10/27

1688:PASSAT  

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 VWのPASSATがモデルチェンジした。しかし、厳密にはフルモデルチェンジではない。基本のコンポーネントはキャリーオーバーなので、実際にはマイナーチェンジなのである。しかし、エクステリアには大幅に手が加えられているので、外見上はフルモデルチェンジと言えなくもない。

 その外観は最近のVWのトレンドに従ったもの。GOLFに始まりPOLOでほぼ完成された造形である。一足先に発表されたJETTAはPOLOを若干拡大し、4ドアセダンにした感じにまとまっていた。PASSATはそのGOLF、POLO、JETTAと続いたデザインの流れをしっかりと踏襲していて、JETTAのサイズをさらに拡大して、より豪華にしたといった雰囲気を有している。

 PASSATのエクステリアデザインは、従前の円を多用するデザインから直線貴重のシャープなものになり、ワッペングリルから水平基調のシンプルなグリルに変わった。

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 リアビューもすっきりまとまっている。やはりどことなくAUDIテイスト漂う後姿である。リアのコンビネーションランプはAUDI A4のそれを髣髴とさせる華麗な造形である。

 そのオフィシャルフォトを初めて見た時「美しくまとまっている。しかし、まとまりすぎているという気もしないではない・・・」という印象を持った。POLO、JETTAと続いたのである程度その方向性が見えていた。そして、実際にその外観は、その見えていたとおりであったので、ある意味新鮮味がなかったのかもしれない。

 POLOの時は「変えてきましたね・・・シャープでスポーティー、でも女性受けはしないかもしれないな・・・」という印象であった。

 JETTAの時は「やはりこのラインですか・・・良くなったんじゃない・・・全体のラインもよりまとまりが良くなった・・・」というもの。GOLFとの差別化が明確にされたのも良い印象を受けた点であった。

 PASSATは、GOLFの上位に位置するモデルであるが、もともと地味な存在の車である。VWの本質を体現した質実剛健を地でいく、実に堅実な車なのである。なので、奇をてらったエクステリアデザインは必要ない。そういう点ではこのまとまったスマートなデザインはPASSATに相応しいものなのかもしれない。



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