2010/10/17

1678:三つのソース  

 揚げたてのメンチカツが一つ、白いお皿に盛られている。かなり大型のメンチカツで厚みもそれなりにある。テーブルには、ウスターソース、中農ソース、とんかつソースの三つのソースが並んでいる。

 では、揚げたてのメンチカツにはどのソースが合うのであろうか?これは個人の味覚に関する事なので正解はない。私であればきっと「中農ソース」を選択するであろう。まあ、無難な選択ともいえる。通な人は「ソースなんかかけるな・・・そのまま食え!」というかもしれないが、私はメンチカツにはソースをかけたい。たとえ、揚げたてであっても・・・

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 たくみ@深川さんのメインソースはKLIMAX DSであるが、それ以外に2系統のソースがある。SACDはSONY SACD-1からプリアンプに情報が伝達される。さらにアナログはLP-12が担当を受け持っている。合計3系統のラインナップである。

 まずはメインのKLIMAX DSである。小型のノートパソコンを操作して曲を選択する。そのノートパソコンにはCDを読み込むための専用機械が取り付けてあり、ノートパソコンからは幾つかのパソコン周辺機器を経由してKLIMAX DSにデジタルデーターが伝達されているのであるが、それらの周辺機器がどういうもので、どんな働きをするものなのかは、全く知識がないので、分からない。

 KLIMAX DS経由の音は、「ディー・エス」という印象の音であった。「ディー・エー」ではなく「ディー・エス」という感じでなのである。「エー」とア行で伸ばすのではなく、「ス」っと子音で締まる。きっちりとしている。

 ノラ・ジョーンズの曲をKLIMAX DSとSONY SACD-1での聴き比べも行ってみた。KLIMAX DSはCDをリッピングしたデーターを使い。SACD-1はSACD盤を使った。

 SACD-1は世界初のSACDプレーヤー。その力の入れようは見た目からも分かる。その躯体どおり非常にしっかり感のある音で頼りがいがある。SACD盤であるからCDよりも有利である。それを差し引いても、最新のKLIMAX DSに勝るとも劣らない音を聴かせてくれるのはさすがである。開発にあたったSONY技術陣の鼻息の荒さがその音にも乗り移っているかのようである。

 最後はアナログ。LP-12にはEKOSが取り付けてあり、EKOSの先端にはBENZ−MICROのGLIDERの姿が確認された。こちらは、サーフェスノイズが耳に心地よく、弦楽器の音の質感が一気に有機的なころ合いになる。顎をなでられた猫よろしく、ごろにゃんしたくなる音である。

 KLIMAX DS、SACD-1、LP-12と3系統のソースが、それぞれの良さを活かしきった形で提示されているのでうれしい気分となった。

 KLIMAX DSは素材の良さを活かす「ウスターソース」、SACD-1はやや味わいの濃い「中農ソース」、そしてLP-12はしっかりその味わいを染み込ませる「とんかつソース」であろうか?どれも甲乙つけがたく良い味わいで音楽を食させてくれた。 



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